i氏の海外生活体験記

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東通原発に思う

2012-12-14 18:21:38 | 大間原発の中間貯蔵化
ちょっと心配でしたので、インチョン空港で待合い時間にニュースを見てみました。

やはりレッドカードが出た感じですね。

この青森県、下北全体に及ぶ原発撤退リスクをどうフォローしたら良いでしょうか。

先ず、自治体で対策協議会みたいな情報の整理、収集を行う窓口を作ったらどうでしょう。多くの雇用が失われる可能性がありましょう。

次に廃炉対策検討会を産官学で立ち上げたら良いと思います。
・廃炉の作業工程を明らかにする
 コスト、期間、施設、必要人員(雇用可能性)
・雇用される側の準備を整理する
 人数、資格、経験、時期、研修、育成
・必要施設の具体
 場所、機械、設備
・中間貯蔵、最終処分場との関係
 他原発地域、海外の原発も見据えて
・電力事業者側の課題
 経営リスク、用地の有効利用、社員、技術員の配置
・廃炉事業を活かす工夫
 全国の原発立地、海外原発へのノウハウ提供
・自治体の体制
 エネルギーパーク設立などで情報管理、データ蓄積、研修・見学受け入れ、マスコミ等対応
・再生エネルギーへシフトする具体策
 別途「下北再生エネルギー促進協議会」みたいな仕組みを構築

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六ヶ所村で64基の風力発電計画

2012-12-14 02:50:03 | 下北の風力発電
12/12河北新報が伝えておりました。

-風力発電さらに64基 青森・六ヶ所村-

 青森県六ケ所村で日立造船と日本風力開発(東京)が計64基の風力発電施設の建設を計画していることが11日、分かった。両社とも来年以降、国の環境影響評価を受け、事業認可取得を目指す。発電した電力は全量を東北電力に販売する計画。

 建設を計画中の風力発電施設は日立造船が42基(出力12万6千キロワット)、日本風力開発が22基(4万4千キロワット)。ともに計画通り実現すれば、一般家庭計約9万世帯が年間に使用する電力をまかなえる計算。

 日本風力開発は六ケ所村ですでに56基(8万4千キロワット)の風力発電施設を持ち、新設分と合わせると78基となる。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によると、ことし3月末現在、青森県の風力発電の規模は出力約30万7千キロワットで全国1位。日立造船などの新施設建設が実現すれば、他の都道府県をさらに引き離す見通しだ。

-引用終わり-

風力発電が全国一と言っても、原発立地自治体ばかり熱心さが目立つのはどうしてでしょうか。

過去の新聞記事によると、今後東通りで25基、大間で10基、そして六ヶ所で64基、合わせて99基が計画中のようです。

偶然にも風の強い地域であることは否定しませんが、開発ということに対する地元の理解が大きいのでしょう。

下北地区ではあと残っているむつ市と佐井、風間浦にも頑張って戴きたいと個人的には思っています。




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