i氏の海外生活体験記

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温泉熱発電第一号、別府

2012-12-04 12:18:08 | 下北の地熱発電
12/3読売新聞が伝えておりました。

-別府で温泉熱発電、地熱で初の固定価格買い取り-

 大分県別府市で1日、温泉熱を使った発電設備の起工式が行われた。

 年明けに発電を始める。地熱分野では全国で初めて固定価格買い取り制度の対象になる。

 設置するのは同市の「瀬戸内自然エナジー」(森川勇社長)。温泉源から毎時60トン噴出する105度の温泉を活用。熱交換機を使って冷媒をガス化し、その圧力でスクリュータービンを回して発電する。70キロ・ワット時を発電でき、自家用を除く40~50キロ・ワット時を九州電力に売電する。

 森川社長は約50年前から、同市鶴見の住宅地に温泉を供給する事業を行っており、その温泉の熱を利用する。

 この日は、発電設備近くで温泉噴出のデモンストレーションもあり、温泉が地上数十メートルまで噴き上がった。森川社長は「湯の町別府ならではの自然エネルギーを活用した電力。ぜひ成功させたい」と話している。

-引用終わり-

固定買い取り制度の地熱第一号です。温泉バイナリー発電ですね。

このシステムは新規ボーリングも不要で比較的容易に設置できる方法ということです。
熱水を捨てている温泉はこの機会に果敢に利用したら良いと思います。

ただし、原発の代替エネルギーという議論にこのシステムは乗りません。1か所わずか70kwhです。


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