12/2時事通信が伝えておりました。
-活断層可能性否定せず=破砕帯上の地層に変形―敦賀原発の現地調査終了・規制委-
日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)敷地内の岩盤の亀裂(破砕帯)に活断層の可能性が指摘されている問題で、原子力規制委員会の専門家調査団は2日、1日に続き現地調査を行った。終了後、記者会見した島崎邦彦委員長代理は2号機原子炉建屋直下を通る破砕帯「D―1」の上にある地層で変形が確認できたことを明らかにし、活断層の可能性を否定しなかった。
2日間にわたる現地調査はこれで終了し、調査結果は、10日の評価会合で議論する。活断層と判断されれば、規制委は再稼働を認めない方針。日本原電は「活断層ではない」としており、評価会合では同社の担当者から説明を求める予定。
D―1は敷地内の活断層「浦底断層」との連動が指摘されている破砕帯の一つ。島崎代理は地層の変形がD―1によるものか証拠はないとしつつ、浦底断層を動かしたのと似た力が加わっているとの見方を示した。変形の年代が、原発の耐震設計審査指針で活断層と定義される12万~13万年前以降かは明言を避けた。
-引用終わり-
この原発は3.11以前から活断層が指摘されていたものです。燃料代や廃炉のコスト増が発生しても国民に転嫁はできないでしょう。
果たして今回の現地調査の結果を見た電力事業者は、会社存続のリスクをどう考えているのでしょう。
原子力ムラは優先順位の判断を間違っていたように思います。
-活断層可能性否定せず=破砕帯上の地層に変形―敦賀原発の現地調査終了・規制委-
日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)敷地内の岩盤の亀裂(破砕帯)に活断層の可能性が指摘されている問題で、原子力規制委員会の専門家調査団は2日、1日に続き現地調査を行った。終了後、記者会見した島崎邦彦委員長代理は2号機原子炉建屋直下を通る破砕帯「D―1」の上にある地層で変形が確認できたことを明らかにし、活断層の可能性を否定しなかった。
2日間にわたる現地調査はこれで終了し、調査結果は、10日の評価会合で議論する。活断層と判断されれば、規制委は再稼働を認めない方針。日本原電は「活断層ではない」としており、評価会合では同社の担当者から説明を求める予定。
D―1は敷地内の活断層「浦底断層」との連動が指摘されている破砕帯の一つ。島崎代理は地層の変形がD―1によるものか証拠はないとしつつ、浦底断層を動かしたのと似た力が加わっているとの見方を示した。変形の年代が、原発の耐震設計審査指針で活断層と定義される12万~13万年前以降かは明言を避けた。
-引用終わり-
この原発は3.11以前から活断層が指摘されていたものです。燃料代や廃炉のコスト増が発生しても国民に転嫁はできないでしょう。
果たして今回の現地調査の結果を見た電力事業者は、会社存続のリスクをどう考えているのでしょう。
原子力ムラは優先順位の判断を間違っていたように思います。