じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

芥川龍之介「魔術」

2024-02-16 15:51:38 | Weblog

★ 京都府の公立高校、前期入試が終わった。次は3月7日の中期試験。これで今期の受験対策が終わる。

★ 話題のSFベストセラー「三体」が実写化され、来月ネットフリックスで公開されるという。物理学、哲学、それにミステリーが絡んで面白そうだ。

★ さて今日は、中島京子さんの「夢見る帝国図書館」(文春文庫)で紹介されている芥川龍之介の「魔術」(青空文庫)を読んだ。

★ 主人公「私」はある友人(谷崎潤一郎だという)から紹介されたインド人、マティラム・ミトラ氏の家を訪れる。彼は、バラモンの秘法を学び、その魔術を「私」に見せてくれるという。

★ この魔術、一種の催眠術だというが、「私」は不思議な体験をする。この魔術は誰にでも使えるとミトラ氏は言う。但し条件は欲を捨てること。そこで「私」は教えてもらうことにしたのだが、最後は思わぬどんでん返しが待っている。

★ 欲などそう簡単には捨てられるものではない。

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