じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

東野圭吾「流星の絆」

2024-02-06 13:57:30 | Weblog

★ 東野圭吾さんの「流星の絆」(講談社文庫)を読み終えた。600ページを超える作品だったが、面白かった。

★ 洋食屋「アリアケ」には2人の息子と1人の娘がいた。彼らが親の目を盗んで流星を見に行っている間に、何者かに両親が殺された。

★ 弟の泰輔が犯人の顔をちらっと見たものの、それ以外に物証が乏しく、間もなく時効が成立しようとしていた。

★ 施設で育った兄弟たちは成人し、詐欺に手を染めながら生き延びてきた。これで最後と決めた仕事。新規にオープンする洋食屋で、妹の静奈が口にしたハヤシライスは、かつて「アリアケ」で味わったものと瓜二つだった。そして、14年間、埋もれていた事件が動き出す。

★ 特に後半、500ページを超えたあたりからが圧巻。あらためて東野さんのすごさを感じた。

コメント