子ども手当は「現物支給」化へ

★　子ども手当から給食費や保育料、教材費、修学旅行費が天引きされるようになりそうだという。１万３千円の子ども手当、ほとんどが支給される前に消えてしまいそうな様相だ。

★　子ども手当っていったい何なんだろうね。

★　給食費や修学旅行費、いわゆる諸費などはどのみち家庭の負担になるのだから、「子ども手当」から天引きすれば、徴収の手間は省けるし、また話題の給食未納問題も解決できると言ったことだろうが、これってそもそもの趣旨と何かズレてきているように思うのは気のせいだろうか。

★　給食費を公費負担にするならそれも結構。保育料も公費でと言うのは結構なのだが、それは「手当」の問題ではなくて国の予算の使い方の問題だと思うんだけれどなぁ。

★　使い道を家庭が主体的に決めてこその「手当」ではなかろうか。

★　「子ども手当」をなくすならそれはそれで政策だけれど、民主党のマニフェストとは違ってきているなぁ。

傑作！「当世決まり手事情」

★　朝日新聞「声」のページ、やくみつるさんの風刺画「当世決まり手事情」には笑った。笑っちゃあいけないけれど、笑えた。

★　「おがみたおし」「しらきり」そして最後の決め手は「おふりこみ」だ。

★　まさかお相撲さんがまわし姿でＡＴＭを操作することはないだろうが、かわいいお尻をむき出しに、真剣に機械を操作している姿が、わびしくもあり滑稽でもあった。

★　背中に生活を背負っていると思えばかわいそうでもあるが、だからといって真剣勝負の期待を裏切ってはまずかろう。

★　世の中が大きく変わっているのに、相撲の社会だけが取り残されてしまったのだろうか。

★　ＡＴＭだったり、ケイタイだったり、昔だったら証拠など残らなかっただろうに。