いつか海外暮らし!

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カンボジア旅行 3月17日 ラオスへ

2012年05月19日 | カンボジア旅行2012/03/05~
昨夜、寝ていると停電になった。ドンという音と共に天井ファンが止まった。
寝ていて支障が無いので、そのまま寝続けた。
深夜の1時ごろ、蚊に刺され目覚めた。
蚊取り線香を取り出そうとすると、廊下の明かりがさしているのに気付いた。
部屋のライトのスイッチを入れたが点かなかった。
停電と思っていたが、私の部屋だけが停電だ!!
フロントに行き、寝ているガードマンを起こし、まず、蚊取り線香に火を付けてもらい、ライト、エアコンデショナーが点かないと伝え、ガードマンと部屋にもどった。
キーを差し込むと部屋に電気が通る様になっていて、ガードマンがそこに厚紙を折り曲げて差し込んだがやはり駄目であった。
部屋を変わってくれと言われたが、変わるのが億劫で断わった。

6時過ぎ、起床。
雨が降っていた。
雨が上がったのでカメラを持って散歩に出掛けた。
メコン川沿いに歩いた。厳密にはこの川はメコン川の支流である。
 奥の川がメコン川本流                        ラオスへ向う橋
  

 川沿い風景
  

 川沿いに突き当るメイン道路
 

メイン道路横に市場があり、その市場は閑散としているがその横の露天市場は賑わっていた。
露天市場隅に日本とカンボジア政府の下水施設建設プロジェクトの石碑があった。
 露天市場
 

8時にチェックアウトした。
昨夜の停電の事に一様文句を言っておいた。
ラオス最南部のドン・デット行きミニバスが出るリバーサイドG.H.に行った。
レストランもある事になっているが、G.H.前にテーブルが2台置いているだけだ。
昨日バスで一緒だった子連れ西欧人夫婦がテーブルに座っていた。おはようと挨拶した。
コーヒーを頼んだ。ミニバスの出発まで時間が無かったのだ。
しかし、8時30分のバスが遅れ、9時に来た。朝食をゆっくり取れたのだが!!!
ここが始発だと思っていたが、すでに乗っていた。
私は運転手の横に乗り、もう1組が乗り込んで出発した。
ラオスに向うものと思っていると、ガソリンスタンドで運転手が何か手続きをしていた。
ここでラオスの入出国カードを渡され記入した。ここは、いったい何???
次に町外れの地元民の家に迎えに行った。10分ほど待たされ、乗って来たのはこの家のおばちゃんであった。

ラオスに向ったのは、9時30分になっていた。
ストゥントレンを出て10分もすると低木の茂みが続いた。
道路沿いに電柱が続く、電線が国境方面へ伸びている。
 国道7号線沿い風景
  

道路沿いに3~4軒の民家があった。子供やお母さんがこちらを見ていた。

路側帯に握りこぶしほどの白い物体が敷き詰められていた。天日干しをしている様だ。
天日干しが延々と続いた。
開発中の村という感じの新しい民家&商店が並ぶ村に着き、カンボジア人おばちゃんが降りた。
この村の手前でダイコンの様なものをナタで乱切りしているのを見掛けた。
私も降りて天日干しがダイコンか確認しようとしたがミニバスは出てしまった。
天日干しは、ダイコンか?????

国境に10時30分ごろに着いた。
道路は舗装され、所々液状化の様に土が噴出していたが、2車線の立派な道路が国境まで続いており、ストゥントレンから1時間ほどであった。
ミニバスの屋根から荷物を下ろしていた。
いつの間に荷物を屋根に載せたのだろう?
私のバックパックが無い! 私のバックパックは小さいので座席の下にあった。
それより西欧人青年のバックパックが無かった。
途中で落として来た様だ。
運転手は、青年を乗せて捜しに行った。

左前方にカンボジア出入国審査所の小屋が見え、遠くに白い三角屋根のラオスの出入国管理場が見えた。
ラオスからカンボジアに入国して来るバックパッカーや大型バスの観光客が見える。
この時間帯は、ラオスから入国する人々が多かった。
バックパッカーだけでなく、大型観光バスも次から次と到着していた。
この国境は、すでにバックパッカーだけの陸路国境ではなくなっていた。
 カンボジア&ラオス国境
 
 カンボジアに入国したバックパッカー               建設中のカンボジア出入国管理場
  

日本の青年と一緒だった、がっちりして背が高くエラが張っていたので韓国人かと思っていたのだ。
2日前のコンポンチャムのホテルで見掛け、それ以来同じバスとミニバスでここまで来たが、今、日本語混じりの英語で話しているのを聞いて日本人だと分かった。
彼は、これからラオス縦断しタイのチェンコーンまで行き、次にインドに行くと言っていた。
今日は世界遺産ワット・プーのあるチャムパーサックまで行きたいと言っていた。
ミニバスの案内人がパークセー行きミニバス・チケットUS$10(840円)を売っていて、彼はそれを買っていた。
私は、ここからタイのバンコクまでの旅程に具体的な計画が無い。
アンコールワットを出て6日目になり、旅の移動にも疲れて来ていたので、早くバンコクでまったりしたくなった。
ここで買わずにナーカサンでパークセー行きチケットを買えば安いだろう事は分かっていたが、案内人からチケットを購入した。
ナーカサンでパークセー行きミニバスを捜さなければならず、それが面倒臭いので高いチケットで辛抱した。

バックパックを落した青年を待ったのか、何を待ったのか知らないが、40分ほど待った。
ミニバスの案内人の指示で我々は出入国審査所に向った。
中国人観光客10人ほどが入国審査を受けていた。
パスポートを見ると中華民国とあった、台湾人だ。中国人ではなかった。
台湾人だと分かると大変親近感を感じた。

入国審査も出国審査も同一審査官の為、入国審査が終るのを待った。
出国する番になり、案内人に手数料US$2(170円)と言われ、パスポートとUS$2を渡して無事出国した。
出国スタンプを確認して完了である。
 カンボジア出入国審査所
 

カンボジア出入国審査所から200mほど歩くと右に小屋が見え、奥に工事中の出入国管理場が見えた。
右の小屋がラオス出入国審査所であった。
パスポート、出入国カード&手数料US$2を審査所の窓口に出した。ビザは不要である。
入国スタンプを押してパスポートがもどってきた。15日間の滞在が可能である。
 ラオス出入国審査所と建設中のラオス出入国管理場     カンボジア出入国管理場を望む
  

日本人青年1人がラオスの出国審査を受けていた。
ミニバスが2台が来た。
私達が乗るミニバスだろうか? 案内人がまだ来ていないので分からない。
ここでも待たされた。なぜ待っているのか分からない。
案内人が来て、バックパックを落とした青年がまだ来ていないのに、ミニバスに乗る様に指示して帰って行った。
12時ごろにナーカサンに向った。国境には1時間30分もいた事になる。
ナーカサンへは、低木が茂る中を立派な舗装道路が走っていた。
カンボジアの風景と同じだ。
 

国境から30分ほどでナーカサンに着いた。
パークセー行きミニバスに乗換えた。
多くの西欧人バックパッカーが乗っている大型バスを見掛けた、パークセーに行くのか?カンボジアに行くのか????
パークセー行きミニバスにはもう1人日本人青年Bがいた、私と一緒だった青年Aがすぐに親しくなっていた。
青年Bにパークセーまでのミニバスの運賃を聞いていた、US$5であった。
青年Aはチャンパーサックで降ろしてくれと運転手に言っていた。
 ナーカサン
  

ナーカサンに着いて15分後にはパークセーに向った。

6年前ラオス最南部を3泊4日で旅をしたが、辛い旅であった。
砂ぼこりが酷く、G.H.に着いてシャワーを浴びると床に茶色い水が流れた、砂ぼこりを洗い流したのだ。
シャツを洗濯すると同じく茶色い水となった。
ナーカサンはメコン川をボートで通ったので川沿いの5~6軒の民家が見えただけであった。

国道13号線をパークセーに向って1時間ほど走ると左前方に山が見えて来た。
世界遺産ワット・プーのある山で、この山麓にワット・プーがある。
山が後方に見える頃、青年Aが行く予定のチャンパサックへの分岐がある。
そこの地名は、○△kmをラオス語で言っていた。多分パークセーからの距離が地名になっていたのだ。
運転手は、停まる気配がまったく無かった。
 6年前の世界遺産ワット・プー
  

14時30分にミニバスはガソリンスタンドで停まった。パークセーにはもう近い。
運転手にタラート・ダーオファン(ダーオファン市場)で降ろしてくれるように頼んだ。
タイのウボン・ラーチャターニー行きの国際バスの最終便が15時であるはずで、まだ間に合いそうなのでトライする事にしたのだ。
しかし、どこから出発しているのか? 明確には知らない。旅行計画時、Webで調べたが分からなかった。
6年前タラート・ダーオファンからタイ国境へのソンテウが出ていたのと、パークセー中心部にはバスターミナルはない事より、多分、今もタラート・ダーオファンから国際バスが出ていると思った。

タラート・ダーオファンでミニバスを降りた。14時40分になっていた。
日本の青年2人に「気い付けて!」と言って別れた。
タラート・ダーオファン(ダーオファン市場)は、きれいに建替えられてモールのようになっていた。
昔あったソンテウ乗場に行った。
狭くなっていたが、ソンテウはいた、だが乗り場??
バイタクの運ちゃんにタイ行き国際バスは、どこだ?と聞くと乗れと言う。
料金を聞くと、ラオス・キープで言われてわからないのでUS$1と言うと、ラッキーという顔をされた。
サイドカー付きバイクに乗った。1kmほど先に国際バスターミナルがあった。
 

タイのウボン・ラーチャターニー行きの国際バスは、15時30分発であった。
チケットは、US$10で支払うと10,000キープの釣りがもどってきた。
バスが出るまで30分あるので買い食い出来る物がないか隣の市場に行った。
捜している内にバスの乗車が始まっているのが見えたのでもどった。
結局、食べ物は見付からなかった。

15時30分に国際バスは出発した。
メコン川に掛かる友好橋を渡り、タイ国境に向った。
途中、ワット・プーが麓にある山が見えた。この山は独立峰なのだ、だからワット・プーのある山と判ったのだが!
あの山の裏側にメコン川とワット・プーがある。
 ワット・プーが麓にある山
 

1時間ほどで国境に着き、ラオス・出入国管理場(イミグレーション)にバスは横付けされた。
出国審査の窓口にパスポートを出した、手数料US$2を要求されたので、国際バス・チケット購入時のつり銭10,000キープを渡した。
審査官は一瞬ためらったが10,000キープ(約100円)を受け取った。
パスポートの出国スタンプを確認して、無事出国した。
ラオス滞在時間は、わずか4時間30分であった。
 ラオス・イミグレーション
 

タイ・イミグレーションに向う途中に屋台が並んでいて、缶ビールがあったので手持ちの7,000キープで買おうとしたが駄目、コーラーが買えた。
手持ちの7,000キープは6年前のラオス旅行の残金である。

タイ・イミグレーションに入り、入国審査カウンター前に置かれている出入国カードを記入して、カウンターの列に並んだ。
西欧人女性が入国審査でトラブル?長い説明を受けていた、お蔭で列は長くなった。
パスポートと出入国カードを渡し、無事タイに入国した。
入国スタンプを確認すると滞在期間15日になっていた。
なぜ、滞在期間が1ヶ月ではないのか??? 思い出した、陸路入国は15日間で、空港入国は1ヶ月であった。
 タイ・イミグレーション                        国際バス
  

17時ごろ、国際バスはウボン・ラーチャターニーに向った。
 タイ・イミグレーション前風景
 

隣の席に座っている地元民?男性シニアが、日本人かと話しかけてきた。
彼はマレーシアからパークセーに滞在してコーヒーの買い付けをしていると話していた。中国系マレーシア人だろう。
ベトナムでコーヒーが取れるのは知っているが、ラオスでコーヒーが取れるのか??
コーヒーのプランテーションがあり各国から買い付けに来ていると彼は言っていた。

途中で日が暮れてしまい、ウボン・ラーチャターニーのバスターミナルに着いたのは19時ごろであった。
手持ちのタイ・バーツがTHB200しかないので、ATMがあったのでバンコク銀行キャッシュカードでTHB1,000を出金した。
明日のバンコク行きバスの時刻を調べておいた、7時発でバンコクに何時に着くのか聞くと18時とのことであった。
バンコク行きの夜行バスが19時30分に出発するので、その呼び込みと駆け込み乗車で騒々しかった。
国際バスで一緒だった西欧人も乗る様だ。

朝食後何も食べていない、腹が減った。
バスターミナルの食堂に行った。
荷物を持ったタイ人の若い人が大勢いた。
冷蔵ケースから缶ビールを取ってテーブルに座った。
缶ビールを一口飲んだ頃、メニューを持って注文を取りに来た。
トムヤム・クンTHB100(275円)を頼んだ。スパイシー度を聞かれ、少しと答えた。
タイ東北部であるが一様本場のトムヤムクンであり旨かった。
追加で缶ビールTHB40(110円)を頼むと、あそこから取ったのかと聞かれそうだと言うと同じ所から取って来てくれた。
売店の冷蔵ケースで食堂のではなかったようだ。

ホテルを捜さなければならない。
前回来た時、ナショナル・ミュージアム近くのホテルに泊まった。そのホテル名を覚えていない。
タクシー乗場に行くと運ちゃんが声を掛けて来た。
ナショナル・ミュージアム近くのホテルへと言ったがホテル名を聞かれ答えなかった。
運ちゃんはTokyo Hotelを薦めた。
ナショナル・ミュージアムに行くように言った。
トゥクトゥクと思っていたら大型のバイタクであった。料金THB100(275円)。
ナショナル・ミュージアムに向って大通りを走った。
ナショナル・ミュージアムにもう近いと思った頃、左に曲がった突き当りのホテルに着いた。
Tokyo Hotelであった。途中にあるので駄目もとで連れてこられたようだ。
中級ホテルで少し古いが部屋を見て決めた。宿泊費THB450(1,240円)

すでに20時を過ぎていた。
カンボジアのストゥントレンからラオス最南部を素通りしてタイのウボン・ラーチャターニーまで来てしまった。

21時、就寝。

 

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