いつか海外暮らし!

旅行が好きで若い頃は国内旅行、今は海外旅行、いつか海外で暮らしたい。

2月17日 プーケット 12日目

2009年05月01日 | プーケット短期滞在
5時半起床
今日は、ピピ島に日帰り旅行する。

2004年12月26日のスマトラ沖大地震、そしてインド洋大津波が発生しタイではプーケット、カオラック、ピピ島が大きな被害を受けた。
そのピピ島に津波の3年ほど前に行った事があり、7年振りとなる。
前回、余りにも綺麗な海&風景に圧倒さた記憶が鮮明にある。余りにも綺麗い過ぎてもう一度来ようとは、なぜか思わなかった。
しかし、プーケットに滞在してピピ島に行かないというのも考えられない、大津波から4年が過ぎ、どの様に復興しているか、そしてピピ島の紹介写真に使われるビューポイントからの眺めを楽しみたいと思い行った。

7時にピックアップされるので、早起きした。
いつもの様に焼き豚を挟んでサンドイッチを食べたながらインターネットでニュースを読んだ。お腹の具合も問題無い。
7時前にホテルの1階に降りるとまだ閉まっている。夜間の出入口から外に出た。
向かいのセブンイレブンでコーヒーを買い、ホテル前でコーヒーを飲みながら迎えを待った。
ホテルのシャッターが開いた。7時過ぎにホテルはオープンするのか。はじめて知った。
7時15分ごろワンボックスカーが止まった、名前を確認され助手席に乗る様指示された。
パトンでもう一組をピックアップしてワンボックスカーはプーケット・タウンに向かった。
プーケット・タウンでもう一組ピックアップした。運ちゃんは場所が分からず、携帯電話で聞きながらたどり着いた住宅のまばらなこんな所の食堂兼ゲストハウスにまで西欧人は泊まっているのか!!
8時過ぎのプーケット・タウンは渋滞していたがタウンの外れにあるラサダ港に8時15分ごろに着いた。
スタッフからチケットを受取り、黄色いシールを胸に貼り付けられた。
トイレから戻るとその辺にいるスタッフ?が、乗船のための列に並ぶ様指示した。
高速船が3隻並列に並び、それと同じくもう一組が直列に並んで合計6隻が停泊していた。
列に並んで進ん行くと1隻目を渡り2隻目でスタッフに乗船する様に指示された。胸のシールで振分けていた。
船内はエアコンが効き過ぎ寒かった。バスタオルを肩に掛けた若い一団が乗り込んで来た。
ガイドに引率された韓国人のグループであった。
6隻の船は順番に出港していった。私達の高速船は8時40分ごろ出航した。

デッキに出て日焼けするのも嫌で船内にいたが、寒いのでデッキに出た。
日差しも弱く海風が気持好かった。西欧人は甲羅干し、韓国人は写真撮影会!!
改めて気付いた、韓国人はカップルで来ている、二人で写真撮影、即ち、新婚旅行の団体であった。
もうそろそろピピ島が見えるのではないかと舳先に行くとピピ・ドン島とピピ・レイ島が遠くに見えた。
 左 ピピ・ドン島、右 ピピ・レイ島

太陽は高くにあるが逆光になっている。残念ながら綺麗な写真が無理だ。
高速船はピピ・ドン島とレイ島の間を西からピピ・ドン島のトンサイ湾に回り込んで行った。
ピピ・ドン島で最もくびれた平坦なところが見えて来た、心持ち樹木が少ない様に思った。

10時過ぎに桟橋に着いた、真新しい立派な桟橋である。
バックパックを担いだ若者が下船して行くのをデッキから見下ろしながら下船の順番を待っているとスタッフが下船しろと言っている。
指示に従い下船して船を振り返ると大勢の乗客が残っていった。この船でシュノケリングや周遊観光に向かうのか?

桟橋から右に行き、この辺りの雰囲気は余り変わらないなと思いながら歩いているとダイビングショップに日本語で話す女性2人が椅子に座っていた。
通り過ぎてビューポイントへの行き方が分かってないのに気付いた。前回の記憶で大体の見当で歩いていた。ただし前回はビューポイントに登っていない。
引き返し日本女性に行き方を尋ねと丁寧に地図をくれて説明して貰った。ありがとう御座いました。
ビューポイントまでの町並みは、ダイビングショップ、レストラン、サッマージ店、土産物店、ホテルと真新しくなり、各国の若者が大勢来ていて完全に復興している様に感じた。
大津波前には、わずかにヒッピー風の町並みが残っていたが、今はすべてが新しくなった。
お陰で道に迷わずビューポイントへの上り口にたどり着いた。幅が1.5mほどのコンクリートの階段がまっすぐに続いていた。
手すりが付いた急な階段を上がると展望台になっていた。老夫婦もここまで上がって来ていた。

ここからはコンクリートの道が奥に続いていた。それほどの勾配でもないのにしんどい。後ろから2人の女性が迫って来るので先に行ってもらう為、道から外れて岩に座った。
追い越される時、「ハーイ、ハワユー」と声を掛けた、振り返ってにっこり笑顔でハーイと帰って来た。
ビューポイントは、もう近かった。ビューポイントへの道は、思ったより早く着いたが、登りは見た目よりもしんどい。
10人ほどの西欧人が売店横の木陰に入り休憩していた。
ビューポイントは大きな岩があり、そこからの眺めは最高です。

11時過ぎで太陽が高く、向かいの岩山が少しかすんでいるのが残念だ。
朝早く、来れば良い写真が撮れるだろう。
途中で私を追抜いて行った女性が気を利かせて写真を撮ってくれた。

ピピ島紹介に使う写真がここビューポイントからの風景であった。今は、レオナルド・ディカプリオの「ザ・ビーチ」の舞台となったピピ・レイ島のマヤ湾を上空から撮った写真が紹介写真に使われている。
ビューポイントから他のビーチへの道があり、その方向から人声が聞こえていた。私も行きたかったが、ピピ島には4時間しか滞在できず、残り2時間強なので下山した。
ビューポイントはやはり人気ポイントなのだろう、次から次に上ってくる。

 ローダラム湾

町並みの中を抜け、桟橋のあるトンサイ湾とは反対側のローダラム湾に行った。遠浅の綺麗なビーチである。
前回、ホテル横のこのビーチで過ごした。小さな木陰にいた為照り返しがきつく、気が付いた時はもう遅い、顔と肩&背中の日焼けがすごかった。濡れタオルを冷蔵庫で冷やし日焼け跡に当てる事を何度も繰り返したのを思い出す。
 トンサイ湾

トンサイ湾側に戻り、海の見えるレストランに入った。焼きそばとビール大を頼んだ。今日は「昼からビール」を飲んでしまった。
近くのテーブルに日本人青年、たぶん学生だろうが座っていた。1人は仙人の様なひげを生やしていた。
日本人にとってのひげとは? 非日常? 海外旅行という非日常にひげを生やすとか!
それにしても彼のひげは長い、長期滞在か? 日本でも生やしているのか?

インド洋大津波時のピピ島被災状況をテレビで見ていたが、私が前回宿泊したピピアイランドカバナホテルとその周辺の情報がなかった。
それで桟橋前を通り、ピピアイランドカバナホテルに向かった。
3階建てビルタイプホテルは残っていた。フロント・ロビーを覗いてみたが雰囲気が違った。
朝食を取った屋外レストランに行くと韓国人観光客でいっぱいであった。100人はいたのではないか。日帰りツアーの昼食をここで取っているのだろう。
 2001年8月宿泊したバンガロー

そこから西奥に前回宿泊したバンガローが並んだ地区があったが、今は背の低い木が植えられているだけで他に何も無い。完全にバンガローも樹木も大津波で洗い流された様だ。
また、木造平屋のヘルスセンター(病院)が真新しい立派なヘルスセンターに変わっていた。

14時が近付いたので桟橋に戻った。桟橋の職員(軍人?)と女性が椅子に座って話し込んでいた。職員にバウチャーを見せると、女性が横の東屋で待てと言いった。
東屋には椅子が無いのでフェンスに腰掛けた。それに女性が気付き、彼女が座っていた椅子を私に勧めた。有難く座らせてもらった。タイでは年配者を大切にしてくれるので助かる。
スタッフが東屋に来た。客がバウチャーを見せていた。空いて来たので行ってバウチャーを見せると新しくシールを胸に貼り付けてくれた。
高速船は14時30分定刻にピピ・ドン島の桟橋を出発した。デッキに出ずに船内の座席に座って本を読んだ。
帰りの船にも韓国人新婚さんが大勢乗っていた。その中に年齢層の違う3名の男女がいた、ガイドだろうか? この3人が大きな声で話していた。中国人、韓国人の声が大きいのは有名だが、これほど大きな話し声は初めての経験だ。
話の内容は当然分からないが、良く聞いていると会話になっていない、1人の男が一方的に話し興奮し益々声が大きくなる様だ。
余りにも大きいので3人の方を見ると、大きな声の男の背中が見え、その向こうにこちらを向いている女性が見えた。
私は、決してにらみ付けていない、しかし、女性が雰囲気を感じたのか、男の声は明確に小さくなった。
1人でしゃべり1人で興奮し益々声が大きくなる。また、徐々に声が大きくなったので彼女を見た、男の声が小さくなった。
この様に書くと韓国人全員がマナーが悪くうるさいと感じるかも知れないが、少なくとも他の新婚さん達は、おとなしかった。

16時にプーケット・タウンのラサダ港に着いた。
ワンボックスカーの運ちゃんが待っていて、胸のシールで見分け、呼び止められた。
全員集まったのか車に移動し、パトンに向かった。
バービアのねえちゃんを連れ出しピピ島ツアーした西欧人2組のねえちゃんがそれぞれ順次下車した、次にその西欧人のホテルに着き降りた。そしてアジア人3人が降りた。
パトンを1周して順番に降ろし、最後に私のGuestHouseで降ろされた。17時ごろになっていた。
GuestHouseに戻り、シャワーを浴び、ビールを飲みながらテレビを見た。
夕食は、日本食レストランFujiに行った。最近、毎日行っている。
とんかつ定食とビール小を取った。 計B209(550円)
とんかつ定食は2度目であるがとんかつは、まあまあ、味噌汁が付いているのが嬉しい。1勝4敗1分。