いつか海外暮らし!

旅行が好きで若い頃は国内旅行、今は海外旅行、いつか海外で暮らしたい。

世界遺産『プレアビヘア』(タイ語名・カオプラビハン)

2008年07月31日 | Weblog
今年、カンボジアのクメール遺跡「プレアビヘア」が世界遺産に登録され、テレビや新聞で報道されている。残念ながら、それは、カンボジアの人々の歓喜ではなく、カンボジアとタイとの領有問題&国境紛争での報道である。
カオプラビハン(プレアビヘア)には、私は2年前に行った事がある。2006/2/10ブログにも書きましたが、写真が少なかったのでここにupします。

カオプラビハン全景(合成写真) タイ領展望台より

 右下の白い所がゲートで石段が始まり、左上が本殿である。

タイ国旗を掲げた緑色の掘立小屋

駐車場から真直ぐ道路を進むと掘立小屋がある。出国の為の事務所だろうか? ここからカオプラビハン遺跡が見えて来る。タイ側は国立公園で綺麗に整備されているが、カンボジア側遺跡周辺には、バラック小屋が目立ち興醒めである。

遺跡へ向うタイ側舗装道路(遺跡より)

緑色の掘立小屋から200mほどで舗装道路が終わり、横に小さなトーチカ(防御陣地)があり、たぶんタイ側国境であろう。続いて岩盤の露出する道を下ると金網フェンスと鉄製階段が設置されている小さな谷にでる。これがカンボジア側国境で、その間が国境紛争地帯??と言ったところである。

遺跡ゲート

 鉄製階段を下りると土産物屋が並ぶ広場(谷底)に出て、奥に進むと遺跡入口である。PREAH VIHEAR TEMPLEと書いたゲート前で入場料B200(¥610)を払った。

遺跡入口の長い石段


石段上部のナーガ


第一祠堂への参道&石段


第一祠堂


第二祠堂への長い参道

 奥に第二祠堂への急な石段が見える。左の緑木付近には沐浴場がある。
 世界遺産申請に伴い、青色シートとパラソルのみすぼらしい店屋は撤去されたのか??

急な石段から振り返ると長い参道が一望できる。


第二祠堂


第二祠堂レリーフ


第三祠堂への参道


第三祠堂より振り返ると参道の奥に第二祠堂を正面に望む事が出来る。


石段と第三祠堂


第三祠堂の連子状窓 

 アンコールワットの影響か。

本殿


回廊


本殿裏の断崖絶壁からカンボジアの大平原を望む。


世界遺産『プレアビヘア』(タイ語名・カオプラビハン)には、領有問題&国境紛争の進展次第で当分行けそうにない。
タイ側からの行き方(2年前)
遺跡まで直行できる交通機関はない。シー・サケットやウボン・ラチャターニーから車をチャーターすれば別であるが?
シー・サケットのバスターミナルからカンターララック行きバスに乗る。終点カンターララックのバスターミナルに1時間30分で到着する。カンターララックは、カオ・プラ・ヴィハーン遺跡へのgatewayの町として槌音高く建設が進んでいる感じである。メインストリートには、ホテルやコンビニがある。
カンターララックから遺跡までは、モトサイ(バイクタクシー)で往復するか(モトサイ往復料金 B300、時間40分)、バスターミナルからソンテウで遺跡への分岐まで行き、そこからモトサイで遺跡まで行く。
カンボジア側からの行き方
個人旅行者では、無理かも知れない?? どこまで舗装道路があり、車でどこまで行けるのか?? 
断崖絶壁には、バイクで上がれる道が有るらしい。危険だ!