卍の城物語

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弘前交響楽団 第24回定期演奏会

2012-02-13 22:27:36 | 音楽鑑賞
弘前交響楽団のコンサートに行ってきました。


土曜日の18時半から弘前市民会館です。

プログラムにもよるからだろうけど、6割くらいしか席が埋まってなくてガラガラでしたね。


今回の指揮は橘直貴氏です。
第二回バルトーク国際オペラ指揮者コンクールで優勝経験あります。


そんなわけで開演。


・歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より前奏曲/フンパーディンク

不勉強ながら聞いた事もない作曲家だったので予習出来ず。

童話の「ヘンゼルとグレーテル」をオペラにしたもの?らしい。

曲も童話さながらのメルヘンチックな印象を受けるものでした。


・バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より/プロコフィエフ

シェイクスピアのラストが間抜けな名作戯曲のバレエ音楽。

最初の曲は有名な「モンタギュー家とキャピュレット家」から。
重厚なテーマが印象的な名曲。

その他、組曲から6曲披露。
ここらへんは寝てました。


休憩挟んで後半。


・交響曲第一番/ブラームス

問答無用のブラームスの大傑作。

第一楽章の冒頭から底流のうねる様な重厚な低音。
テーマもそうだが、全体的に苦悩に満ちた暗鬱な印象。

第二楽章は一転して静謐な印象。
木管やバイオリンソロが光る。

第三楽章の軽やかなテーマが心地よい。

第四楽章はまたもや苦悩の重低音から始まるが、中盤から一転して日の光が差すかの如くの歓喜の印象。
テーマも力強く、しかし前を向いた苦悩からの解放された印象だ。
コーダ部分もこれぞ絶対音楽的交響曲的なフェルマータの連続で感動ひとしお。


全体的に金管隊の音の強弱やズレが弱かったなぁ。これだけ残念でした。
後はさほどミスも感じなかったし、ものすごい頑張ってたなと思います。
木管隊の安定感、特にオーボエの彼は良かった。

まぁ、アマチュアオケでこれだけ感動できたから儲けもんです。
よくぞここまでやってくれましたと感謝します。


ちなみにアンコールは不明でした・・・。

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