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卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

湯の沢温泉 秋元温泉 (廃業)

2008-11-24 22:44:31 | 温泉(平川市)
今年最初の雪の華が~♪ドカ雪だったのですが、それもやっとこさ解けてきました。
あの大雪の中リンゴもいだり、あわててスタッドレスタイヤ買いにいったりといろいろ大変でしたが、やっと落ち着いたので久し振りに温泉に行くことに。
今日は遠出して湯の沢へ向かうのだ。

秋田県との県境にある「湯の沢温泉郷」。
国道7号を温泉の看板を目指して右折。細い路地をクネクネ曲がって5分位走ると建物が見える。三軒の温泉旅館が並び、手前から「湯の沢山荘」、「なりや温泉」、一番奥に「秋元温泉」がある。
「なりや温泉」は以前入ったので、今回は「秋元温泉」にした。
ここら一帯は車に乗ってる最中から硫黄臭全開なのである。

三軒の中で一番古くからある温泉旅館。宿泊から湯治、日帰り客まで大歓迎。
宿は料理付から自炊も出来るプランもあるとか。

浴場は基本的に二つ。男女別の小浴場と、混浴の大浴場に分かれる。とりあえずは小浴場へ。
湯の沢といえば超硫黄臭。いや、それにしてもここは臭い!硫黄臭もあるが、それとは別に、決して気持ちのいいモノではない、臭い匂いもする。それも特徴だといえば納得しとこう。

お湯は薄緑白濁。強スベスベ感。味はかなりの苦味とやや塩気。
大きな白い湯華が浴槽を泳いでいる。浴槽はギリギリ3人サイズ。42度くらい。うーん、これは体に効かない訳が絶対ないというお湯だ。怪我でも病気でも治りそうな、そんな説得力あるお湯である。

カランは1コしかないので、仲良く使いたいもの。途中から一人占め出来たので、ゆったりとお湯を堪能出来た。
もうちょっと浸かりたかったが、もう一つの混浴へも入らなきゃならないので、一応着替えてすぐ向かいの大浴場へ。

大浴場は脱衣場こそ男女別だが、混浴である。ま、期待しないで入るも、ご婦人はいなかった。
かえって気を遣わずに済むのでこっちもリラックスして入る。

浴槽は楕円形で、真ん中に仕切りがあり、手前の半分が女性専用。どちらも4人ずつ入れるか。あいにく女性がいなかったので、そっちにもオッサンが入ってた。
カランは4つくらいあったか。

お湯は全く同じ。小浴場よりちょっと高めの43度くらいあり、こちらはゆったり浸かれない。
でも結構広い浴場だったので、せっかくだからトド湯した。やっぱりトド湯はいいね。サウナよりよっぽどいい。
でも小浴場もだったが、ちょっと寒かった。多分ガスを逃がす排気穴が天井にあって、外と繋がってるからだと思う。なのでちょっと気分悪くなってきた。独特の臭さもあったし。ちょっと温まってから出る。

さすがの湯の沢温泉であった。男の人は気軽に入れるだろうけど、女の人はちょっとキツイかもね。
混浴は実質男に占領されてたし。小浴場は狭すぎるし。でも時間帯をずらすと人も少ないだろうし、お湯は最高なので、堪能出来るでしょう。
三軒の湯の沢旅館は満遍なく車があって、冬でも大人気だった。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆

泉質・含硫黄・ナトリウム-塩化物泉[硫化水素型](低張性弱酸性高温泉)
泉温・47.3度
効能・胃腸病、リウマチ性疾患、糖尿病など

料金・300円
施設・宿泊

住所・平川市碇ヶ関字西碇ヶ関山1-26
電話・0172-45-2137
時間・8:00~21:00