「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

今を大切にしよう

2024年07月06日 | 独り言

「孝行したいときに親は無し」・・、誰しもが耳にタコができるほど馴染んだ言葉だと思うが、改めてその意味は「親の気持ちがわかるような年になって孝行がしたいと思っても、もう親はいない。 親の生きているうちに孝行しておけばよかったと後悔することが多いということ。」(大辞泉)

これを、無理やり「音楽&オーディオ」にこじつけると、「いきなり難聴が襲ってきて音楽を楽しめなくなることがあるので健常な今のうちに大いに楽しんでおこう」。

なぜこういう心境に至ったかというと、昨日(5日)見知らぬ方から次のようなメールをいただいたから~。

匿名ということで、無断でご紹介させていただきます。

「こうして 初めての方に メールするのは 初めての事です。はじめて此のブログを読ませていただいたのが1年前ぐらいでしたか。

オーディの話、他の色々な話題などなど 毎日楽しみにしています。

私、84歳 音楽を聴き始めたのは 60年以上前。

親父にねだって買ってもらった当時 トライアンプと言っていた FM,プリ、メインアンプが一緒になっていた

機器(モノーラル)でした。

パイオニア製で、まだ福音電気と呼ばれていた頃の話です。

勿論FMもモノ放送の時代。FM放送が始まって直ぐの頃です。

39800円でしたか、無論 真空管でした、それにクライスラーの20インチウーハー+高音セットのボックス。

これは1万円だったはずです。高校3年の時です。うれしかったですね。

それから現在までーーー。

今は、球のアンプ使用、SPUで 聞くのは90㌫がレコード。クラシックが60㌫他ジャズ、歌です。

4年前から片方の耳が突発性難聴にかかってしまいほとんど聞こえず、昔感じられていた演奏会場の雰囲気、演奏者のたたずまいなど わかりにくくはなっていますし、高音も聞こえなくなってきて寂しいかぎりです。 

ブログ主様も いずれは経験されるかもです。今の幸せを大切になさってください。

今日メール差し上げたのは、オーディオの話ではなく(こちらは又いつか お聞きしたい事など多くありますのでその時によろしくお願いいたします) 何時も 載せておられる写真の事でです。

今日の写真も気に入りましたが ご本人様が撮っておられるのでしょうか。すばらしい写真が何時も載っていますので 文章もそうですが楽しみにしています。

私も新聞社の写真部で35年間 毎日仕事にしていましたので 撮影の苦労などもよく理解できるんですが。

最初はスピグラ、3年後ぐらいからニコンになって、フィルムもモノクロからカラー、現像も皿現像から自動現像へ。そして撮影機材も露出設定、ピントも自動、昔はこれがちゃんと出来るのがカメラマンの最初の腕でした。

作品のセンスなどは 其れからの話でしたね。
最後の2年ぐらいでしたか、デジタルに変わり、あらゆるものが自動になってきて卒業でした。

考えれば 私達の年齢が 映像機材の進化、変化をすべて経験している最後の人間です。

私の5年後の後輩達はもうスピグラ、シートフィルムの皿現像の世界は知らない時代でしたから。

これからもよろしく、又メール差し上げます。

写真、7-8年前に家内とスキー旅行に行った時の写真です。ごらんになってください。」 

以上のとおりです。

「人生」そして「音楽&オーディオ」の大先輩からこうしてメールをいただけるなんて、ブログ冥利に尽きます!

さっそく「写真のプロ」宛て次のような返信を差し上げました。

「メールありがとうございます。人生そして音楽&オーディオ歴の大先輩に拙ブログをご愛読していただき恐縮と感謝です。大いに励みになります。

わたしは馬齢を重ねて当年77歳になりますが、難聴どころか持病がありますのでいつ天に召されてもおかしくありません・・、お説のように今を大事にしたいと痛切に感じます。

それから、写真の件ですが高校時代の同級生(神奈川県)の配信から借用しています。

ニコン・カレッジに長年通っているベテランです。カメラは当然のごとくニコンといってました。

今後ともご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。お写真楽しみに待ってます」

そして、ご愛読歴「1年」ということでまだ日も浅い方・・・、「(過去ブログの)複製大いに有効!」と意を強くしましたぞ(笑)。

最後に、同封されてきた「素晴らしいお写真」をご紹介させていただこう。




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理系人間にクラシック好きが多い理由

2024年07月05日 | 音楽談義

「音楽、特にクラシック好きは理系人間に多い」これは争えない事実だと思う。

実際に身辺を見回してもお医者さんあたりに該当者が多いし、ちょくちょく我が家にやって来る高校時代の同級生(福岡在住3名)だってそう。


いずれも理系出身で、卒業後の進路は建築科、機械科、電気科と見事に色分けされるし、自分だって理系の “端くれ” なのでいわば4人すべてが理系を専攻している。

”たまたま” かもしれないが、「4人そろって」となると確率的にみてどう考えても意味がありそうである。

全員がオーディオというよりも音楽の方を優先しているタイプで音楽を聴くときに、より興趣を深めるために仕方なくオーディオ機器に手を染めているというのが実状である。

これは、なかなか興味深い事象ではなかろうか。

周知のとおり、ほとんどの人が高校時代に大学受験のため「文系と理系のどちらに進むか」の選択を迫られるが、これはその後の人生をかなり大きく左右する要素の一つとなっている。そのことは、一定の年齢に達した人たちのそれぞれが己の胸に問いかけてみるとお分かりだろう。

「自分がはたして理系、文系のどちらに向いているか」なんて、多感な青春時代の一時期に最終判断を求めるのは何だか酷のような気もするが、
生涯に亘る総合的な幸福度を勘案するとなれば、なるべくここで誤った選択をしないに越したことはない。

現代でも進路を決める際の大きな選択肢の一つとなっているのは、おそらく本人の好きな科目が拠り所になっているはずで、たとえば、数学、理科が好きな子は理系を志望し、国語、英語、社会などが好きな子は文系志望ということになる。もちろんその中には「数学は好き」という子がいても不思議ではない。

それで概ね大きなミスはないのだろうが、
さて、ここからいよいよ本論に入るとして、なぜ、音楽好きは理系人間に多いのだろうか。

その理由について実に示唆に富んだ興味深い本がある。

                      

音楽と数学の専門家によって書かれた本書の
序文の中で音楽と数学の関わり合いについてこう述べられている。

「私たちは、数の世界の背後には深い抽象性があることを、ほとんど無意識で感じています。音楽によって与えられる快感は、ときにはこの抽象世界の中を感覚的に漂う心地よさで高まり、それは広がっていく心の小宇宙に浮遊し、魂が解放されるような感動まで到達することがあります。~中略~。音楽は数の比によって成り立っており、それを考える数学の一分野です。」(抜粋)

抽象的だけどなかなか含蓄のある文章だと思うが、要するに音楽は数の比によって成り立っており数学の一分野というわけ。

以下、さらに分け入ってみよう。

続く。


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「休載」するのと「複製」するのとどちらがいいですか

2024年07月04日 | 独り言

ときどき読者からメールをいただくが、「知らん振り」の方々が大半の中、いつも感謝しながら読んでいる。

昨日(3日)は、馴染みの「K」(横浜)さんからだった。

「レグラ・ ミューレマンを知らずお恥ずかしい。スコットランドのウマ様そして〇〇さん推薦なら勿論聴かねばと・・。今日アマゾンから届くはず。明日は休み、じっくりと聴かせてもらいます。

「英国人は握手嫌いゆえ手は後ろに組む」、なるほどチャールズ王で頭に浮かぶのは”後ろで組んで歩く姿”(ジャケットのポケットに手を入れても浮かびます。

(私は小学一年の時「ズボンのポケットに手を突っ込むのは紳士ではない。ポケットに手を入れたいなら上着のに」と教えられたが後にこれは英国の小学生への教育と知りました。)

今日「は」と「が」の使い方を(記憶では以前貴兄のブログで拝読と思うのですが賢明な〇〇さんが同じ話題出すと考えられぬので、誰かほかの方から聞いたのか?)ともかく使い方再確認で、感謝。」

さっそく返信~。

「レグラ・ミューレマンですが、拙文を信用していただいて感謝です!それにしてもCDを買うのはもったいない・・、「You Tube」で聴けないのですか?

もしできないのであれば、すぐに試聴できる環境整備をした方がいいと思います。なにしろ、タダで音楽を聴ける時代が到来しているんですから利用しない手はありません! 簡単ですよ。電気店でも相談にのってくれると思いますよ。

それから「は」と「が」の使い方ですが、ブログのネタに困って昔のを引用しました(笑)。

ブログを「休載」するのがいいか、過去の「複製」がいいのか、いつも悩んでいますが、いまのところ後者を選択しています。Kさんはどちらがいいですか?」

すると、折り返し次のメールが届いた。

「早速にありがとうございます。CD購入は「CDがなくならないように」と(大げさですが!!!)

You tubeはTVで観れますが、オーディオとは繋いでません。オーディオのスイッチは私が入れる(入り切りの順番、ワイフは理解せず)ので~。

ワイフのCD鑑賞用には小さなシステム与えてますが、CDはわたしのシステムで聴きたいといい、今はラジオしか聴いてないようです。

「本は三回読む」高校教師の教えですが、〇〇さんのブログはためになるものばかりゆえ「三回」繰り返し可・・、繰り返しは意義あり、これに異議はありません。」

アハハ・・、まさか「忖度」(そんたく)されてないですよねえ(笑)。

コツコツと繋いできて今や19年目を迎えたブログだが、初め頃の意欲はどこへやら・・、惰性も手伝って近年では新規と複製とが入り混じりながら「(この程度で)ま、いっか」が口癖になっている。

ちなみに複製といっても、およそ5年以上前の投稿に絞っているし、内容も今風に合わせて「加除修正」しているのはいうまでもない。

で、肝心の読者のアクセスだが、新規も複製もほとんど変わらないのがやや救い~。

これは憶測になるが1日当たり1000人の読者の内、「これは復刻版だ・・、この人サボってる!」と気付いている方が6割程度、残りの4割はフレッシュな気持ちで読まれているのではないかと踏んでいる・・。

まあブログの出来がいいからといって、別にご褒美をもらえるわけでもないしねえ~(笑)、自己満足の世界なのでペンを放り投げるときまで余命と相談しながらこのスタイルでいかせてもらうとしようかな~。

それに「K」さんから「3回まで複製可」のお墨付きをもらったことだし~、大いに心強いです(笑)。



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「音響・音楽心理学」と「”は” と ”が”の使い分け」

2024年07月03日 | 読書コーナー

つれづれなるまゝに、日くらし、硯にむかひて、心に移りゆく よしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。(兼好法師「徒然草」より序段)

およそ700年前の鎌倉時代に書かれた書物だけど、万物が流転する中で人間の心理(内面)はいっさい変わってないことを思い知らされます。

✰ 「音響・音楽心理学」



「音楽は好きだけど、大がかりなシステムで聴くのは億劫だ」という若者たちの声が聞こえて来そうな気がする。

アパートの間借りやマンション住まいなどの住宅事情もあるのだろうが、魅力あふれるオーディオを楽しむ層が減少していくのはやはり寂しい。

一介の「市井の徒」がそんなご大層なことを心配しても何の役にも立たないけれど、いずれ自宅のSPユニットや真空管などがオークション市場に出回ることになるだろうから、そのときに少しでも活気を帯びていて欲しいと思うのは自分だけだろうか(笑)。

さて、このほど「音響・音楽心理学」に目を通していたら、今どきの「大学生」(平均年齢20歳)182名に対するアンケート調査の結果が記載されていた(P156頁)。

「音楽を毎日聴く」「ときどき聴く」を合わせて83%に上るほど、音楽の人気は高い。

その一方、「利用するオーディオ機器」の割合となるといささか寂しい結果が明らかとなった。

割合の多い順に羅列すると次のとおり。

「コンポ:34%」「カーステレオ:19%」「携帯電話15%」「パソコン:14%」「ウォークマン:11%」「iPod:5%」「その他:2%」と、いった具合。

興味深いのは「カー・・」「携帯・・」「パソコン」で48%とほぼ半分を占めていること。

これらの層をいかに「コンポ」へ引きずり込むかが今後の課題だろう・・、たとえば性能が良くてコスパに優れた「コンポ」をいかに普及させるか。

となると、小口径のフルレンジユニットや低価格でも設計次第では比較的簡単にいい音が出せる真空管アンプの出番でしょうよ、いや我田引水じゃなくて~(笑)。

ただし、若者たちから「なぜそんなにシステムに拘るんですか?」と、問われる可能性が高い。

そこで「システム次第で音楽から受ける感動はかなり違ってきますよ、それにデジタル社会に潤いをもたらす音楽の役割は増えることはあっても減ることはないんだから~」と答えるとしよう。

で、実際に商売気なしに相談できたり、聴く機会があるのがいちばん効果的だと思うけど、昔と違って世話焼きの「ご隠居」さんが減ってしまい、そういう老人と若者の交流の場が少なくなりました。

そういう意味では、2か月前のブログでご紹介させていただいた「田中」さん開設の「音の館」(ブログ:「ボロトレーンの日記」)は実に貴重な存在ですね・・。

✰ 「日々翻訳ざんげ~エンタメ翻訳この40年~」



たいへん興味深く読ませてもらったが、31頁に次のような叙述があったのでご紹介しよう。

「”は”と”が”の問題というのは日本語表現の永遠のテーマのように思うが、その使い分けについては私は次の二つの定義を一番のよりどころにしている。

ひとつは国語学者、大野普先生の有名な定義、未知の主語には”が”つき、既知の主語には”は”がつくというやつ。

<昔々、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいました。お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました>

という説明を初めて知ったときには軽く感動した。最初のお爺さんとお婆さんはまだ未知の存在だから”が”で、二番目のお爺さんとお婆さんは既に分かっている既知の主語だから”は”になるというわけだ。何とも明快である。

もうひとつは作家の井上ひさし氏の”は”はやさしく提示し、”が”は鋭く提示するというものだ。大作家の感性が光るこれも明解な定義である。

”は”と”が”の使い分けに迷ったときには、この二つの定義を思い出せばだいたい解決できるはずである。

ついでにもうひとつ言っておくと、”は”と”が”の使い分けに迷うのはたいてい言いたいことがハッキリしていないときである。

ということだった。

自分のケースで言わせてもらうと、たかがブログにしろ18年もやっていると、これまで「は」と「が」の使い分けについては「何となく」カンに頼ってきたものの、こうして明解に指針を提示していただくと非常に分かりやすいし、頭の訓練にもなる。

これだから、ブログは(が)止められない(笑)。



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音楽ソースに振り回される「悲しいオーディオ」の顛末

2024年07月02日 | 音楽談義

クラシック愛好家なら「ワグネリアン」という言葉をご存知のはずですよね!

とはいえ、読者の中にはジャズ愛好家もいらっしゃることだろうし、確率は五分五分くらいかな~。

一言でいえば「リヒャルト・ワーグナー」(1813~1883年)の音楽が好きで好きでたまらない連中を指す。

昨日(1日)のこと、梅雨真っ只中の鬱陶しい気分を吹き飛ばそうと久しぶりに「ワルキューレ」(ショルティ指揮)を聴いてみた。

すると「威風堂々と辺りを睥睨(へいげい)する」かのような独特の音楽に大いに痺れてしまった。

平たくいえば、自分がまるで天下の英雄になったかのような痛快な気分とでもいおうか・・、なるほどとワグネリアンの心境の一端が分かるような気がした。

そういえば第二次世界大戦のさなか、あの「ヒトラー」(ドイツ)が聴衆を鼓舞するのにワーグナーの音楽をよく利用していたことは有名な話。

たとえ一時的にせよ「こういう錯覚」を起こさせてくれるのだから「凄い音楽」である。

これまでにもたびたびワーグナーの音楽に親しんできたがこういう気分になったのは初めてで、これは明らかにオーディオ・システムのおかげ・・、というか豊かな低音域を誇る「ウェストミンスター」(改)の面目躍如といったところかな~(笑)。

あの「五味康佑」さんの言葉・・、「オートグラフはワーグナーを聴くためにつくられたスピーカーだ」と、一脈通じるものがあると思いますよ~。



というわけで、いつものように「熱に浮かされるタイプ」(博多弁でいえば「逆上(のぼ)せもん!」ですな)なので次から次にワーグナー三昧。

  

聴けば聴くほどに凄い音楽ですよ~(笑)。

で、そのうちいつものように「欲」が出てきた・・、もっとスケール感が出るといいなあ


というのも、ワーグナーを聴いている限り、通常の音の「彫琢とか艶とか奥行き感」などの「”ちまちま”した音質」の心配は吹っ飛んでしまう、というか、もう ”そこそこ” でいい(笑)。

とにかくマッシブで雄大で力強い低音が出てくれればそれで十分な気になるのが不思議。こればかりはもう「ワーグナーの魔法」にかかったとしか言いようがない。

で、この低音域に相応しいアンプをあてがうとなると、我が家の9台のアンプの中では「EL34プッシュプル」アンプにとどめを刺すといっていい。

我が家では一番の「力持ち」だが、やや繊細さに欠けるところがあって、日頃はめったに登板の機会が無いアンプ・・。



こうして「ワーグナー」さんのおかげで、眠っていた「アンプ」が見事に蘇ってくれました~、メデタシ、メデタシ。

以上、音楽ソースに振り回される「悲しいオーディオ」の顛末でした(笑)。



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気になるオークション情報

2024年07月01日 | オークション情報

雨がしとしとと降り続く・・、気分まで鬱陶しくなるこの時季は、せめて毎日聴いてるサウンドぐらいは「スカッと爽やか」といきたいもの。

そこで、このところ毎日楽しませてもらっているのがこのシステム。



このサウンドの特徴を一言でいえば「紙くさくない音」とでもいえようか・・。

以下、いつものように私見だから「ワン・オブ・ゼム」の積りで目を通してね~、そして間違ってたらゴメン(笑)。

で、「紙くさいか、くさくないか・・」もちろん、その良し悪しは別の話だが、その境界線となると「ホーンドライバー」の音をどの帯域まで下げられるかで決まると思っている。

定評のあるウェスタンのドライバーはたしか200ヘルツあたりまで可能だし、JBLの大型ドライバー「375」はせいぜい400ヘルツあたりまでかなあ~。

で、現在使っているドライバー「M103」(コーラル)は公称「500ヘルツ」だけど、「音の目方」からすると700ヘルツあたりがいいところじゃないかな。

とはいえ、そのぐらいの帯域でも日頃のサウンドとの違いを大いに感じてしまう・・、たとえば音楽的なサウンドと、オーデイオ的なサウンドの二極があるとすれば、後者の方により近づいている印象を受ける・・。

「脳はマンネリを嫌う」から、ときどきはこういうサウンドも いいかな~(笑)。

ただし、仲間から借り受けている代物なのでいずれ返却する運命にある・・、このサウンドに少し食指をそそられたのであっさり訊いてみた。

「コーラルのドライバーとクリスキットのマルチ・セルラー・ホーンのセットをいったいいくらで落札したの・・、教えてよ~」

「ああ、たしか送料込みで9万円くらいだったよ~」「フ~ン・・・」

自分のようなビンボー人でも手が届きそうな価格で安心した(笑)。

さっそく、オークションをチェックしてみると同じ代物が出てました!

まずは、ホーンの方から~。



昨日(30日)が落札日だった。「ウォッチリスト」で注視していたので今朝の「落札メール」で価格が判明した。きっかり「5万円」だった。やや、高っ・・(笑)。

そして、次は「ドライバー」だが、「M100」という型番だったが、現用の「M103」はおそらく後継機種なので似たり寄ったりの代物だろう。



これも昨日(30日)が落札日で、その価格は「5万5百円」だった。

両方合わせると、およそ「10万円」ということで、9万円で落札した仲間はいい買い物をしたようだ。

そして、自分はといえば「相場」がわかっただけでも収穫だった。

ドライバーは別にして、このホーンは「175」(JBL)でも十分使えそうで、「ハチの巣型」に比べると ふっくら とした感じがするのでクラシックには向いてそう~。

まあ、そのうちチャンスがあればトライしてみようかな・・(笑)。



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