「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

「北国のおじさん」シリーズ~その2~

2015年01月14日 | オーディオ談義

前回からの続きです。

はじめに「北国のおじさん」から届いた全ての写真を紹介しておこう。

 


          

   
 

この写真とともに添えられた文面の方は次のとおり。

「このホーンを思いついたのはWE6Aホーンからです。
オークションで安いメロンホルン(ヤマハが多い)を改造しました。昔“無線と実験”誌でも見た記憶あります。

開口部約30cm、ホーン長25~30cm、ドライバー取り付け用アダプタについては木材10cmパイから375用は13.5cmの丸い米マツ材に真ん中に4.2cmパイ(5.0でなく)穴を開ける、あとはドライバー取り付け用4穴を開ける ホルンは¥3000くらいで探す 不要部分はサンダーでカツトして先ほどのアダプターのセンターの穴より小さめの直径を残してボンド接着して最後に余分な管を切断する。電気サンダーとジグソーあれば大丈夫です。 しばらくメールの写真を送付してませんので操作忘れましたがうまく行けばいいのですが。」

世の中は広いですね~。熱心なマニアがいるものですね~。

折り返し次のメールを「北国のおじさん」あて打電した。レスポンスが早いのは「鉄は熱いうちに打て」と「大魚逃すまじ」の両方の狙いがあるのは言うまでもない(笑)。

「写真無事転送されております。非常に興味深く拝見しました。いろんな工夫をされておられるようですね。JBLの375ホーンは現在ウッドホ-ンを使ってますが金管楽器などの再生に少々物足りない思いがしていたところです。

もっと新しい可能性を模索してましたので、〇〇様のホーンを拝見して思わず“コレダ”と膝を打ちました。是非欲しいですね。知り合ったばかりでいささか
厚かましいのですが、自作というと、ちと大変なので作成していただくわけにはいかないでしょうかね(笑)。もちろん、<材料費+α>の代金はお支払いしますが。

それから、アンプですがいかにも“いい音”がしそうなアンプですねえ!私は現在1920年代の古典管それも初期版を愛用しています。まだ<205D>アンプを聴いたことがありませんが個人的にはこの球と<205D>は“いい勝負”ではないかと秘かに思ってます。返信メールお待ちします。」

メールで知り合ったばかりの方にいきなり「特製のホルンが欲しい」と言い出すんだから、まるで人の持ち物を見て“いい”と思えば何でもかんでも飛びつく「ダボハゼおじさん」の面目躍如といったところかな~(笑)。

おっと、「ダボハゼ」という言葉は初耳の方もいるかもしれないのでその意味(ネットによる)を紹介しておこう。

☆ 釣りの際、誰にでも簡単に釣れるような価値のない雑魚というくらいの軽んじた意味で使われる

☆ ハゼ類は貪欲で、体に比べて口が大きい魚であることから、転じて手段や対象を選ばず、ガツガツと飛びつく人、またはそのような行動を揶揄するときに使われる。野球においては、早打ちで凡退することが多いタイプの打者への揶揄として使われることが多い(しかしながら、早打ちでも成績を残している選手の場合は「積極性がある」と評される)。

☆ 企業が様々な分野へと参入し多角化させる形態を「ダボハゼ経営」と呼ぶことがある。

「運命の扉」をこじ開けるために必要なモノ、「それは勇気と積極性だ」ということをこれまでイヤというほど体験しているのでその行き着いた先が「ダボハゼ」であって、むしろ名誉の勲章だと思っている(笑)。

そして、“一日千秋の思い”で待つことしばし、「北国のおじさん」からまことにご親切なメールが届いた。

以下続く。
 

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