昨年(2022年)の12月がメチャ寒くて、これでは1月が思いやられると心配していたところ、予想外にも元旦から高い気温が続いていて、「心臓血管」が細めの人間にはうれしい悲鳴。
このまま春まで持ち越してくれるといいのだが、おそらくそうは問屋が卸すまい。
ところで、2日ほど前に12月分の電気代の請求書が来たので一瞥したところあまりの高額に驚いた。
通常の冬の電気代は1か月あたり「2万5千円」(夫婦二人)ぐらいだと記憶しているが、何と「4万円」にもなっていた。
このところの物価高だが、中でも電気代の値上がりは異常ですね。
どうせ家人が払うのだから自分の懐が痛むわけではないが、その余波で「オーディオの電気代」まで「白い目」が向けられると困るなあ。
立場上「俺が稼いだ金だからつべこべ言うな」とは、言えないところがつらい(笑)。
という前置きのもと、今回の話題は「節約」といこう。
以下、いささか「みみっちい」話になるがどうか悪しからず。オーディオには見境なくお金を突っ込むんですけどね~(笑)。
で、まず身の回りのことで節約できることとなるとクルマがらみになる。
☆ クルマに乗る機会を減らす
現役時代は通勤に使っていたので年間2万キロほど走っていたが、現在は半分に減っておよそ約1万キロの走行距離となった。
使い道は運動ジム、図書館、買い物、オーディオ仲間のところへの往来が主体だが、走行距離をもっと減らそうということで、まず標的を「運動ジム」に絞り込もう。
片道7キロほどの所だがわざわざ行かなくても、家の周りをウォーキングすればいいし、筋トレだって身の回りの小道具を使えばいいというわけで、これまで皆勤賞のところをほぼ削減するとなれば、どのくらいの節約になるか計算してみると、
自分が乗っているハイブリッド車の燃費がおよそ17キロ/リットルだから、「ガソリン代174円÷17キロ」で1キロ当たりにするとコストが10円になる。
したがって運動ジムへの往復にかかるガソリン代は1回あたり「10円×14キロ=140円」。それに加えて「運動ジム」の入室料が1回あたり100円になるので、これも節約対象になる。
これらを合わせて削減分を換算すると「240円×30日」として、1か月あたりおよそ7000円の節約になる。
これは大きい。1年間、この調子でいくとかなり優秀なSPユニットが1ペア買えるほどだ(笑)。
まあ、せいぜいこんなところかな。
クルマの話が出たついでにもうひとつ。
我が家に試聴に見えられるお客さんはすべて男性だが、駐車場に入れるときは必ずといっていいほどバックで入られる。ところが我が家の家人はいつも前向きに入れてくる。
「おい、クルマを入れるときはバックで入れるクセをつけておいた方がいいぞ、出庫するときに楽なんだから。」と、口を酸っぱくして言うのだが「私のクルマなんだから、いろいろ言わないで!」と、えらい剣幕である(笑)。
ただ、家人ばかりでなくどうも前向きに駐車するのは女性ドライバーに多い傾向があることに以前から気が付いている。
以前のこと、オーディオ仲間が帰られるときに「女性というのは前向きに車を停める傾向があるようですね」と、水を向けると「女というのは目先のことが良ければそれでいいですからねえ」と、ポツリ。
苦楽に直面するときに「目の前の楽を先にとって苦を後回しにする」か、それとも逆にするか、これはとても些細な事例だが何だか男女の基本的な人生観の違いに通じるような話だと思う。
そこで思い出すのが「風と共に去りぬ」(原作:ミッチェル女史)のヒロインでビビアン・リー扮する「スカーレット・オハラ」が映画の最後のシーンでつぶやく極めて印象的な台詞。
「明日は明日の風が吹くわ!」(Tomorrow is another day)
今回の記載にあたって、改めてググッてみると厳密な意味は「今どんな苦境にあっても、明日になれば物事はいい方向に転じるものである。」ことのようである。
そうか、女性は常に前向きで生まれつきの楽天家なんだ(笑)!
この内容に共感された方は励ましのクリックを →