「ブログの更新」がちょっと途絶えたりすると大阪で一人暮らしをしている娘から心配して電話がかかってくる。
どうやら父親の健康状態を推し量るバロメーターにしているようだが、もちろん自分のほうからも「悪い虫」(?)がくっ付いていないかどうか探りを入れるつもりでちょくちょく電話をしている。
10日〔日〕の夜のこと、1週間ぶりに電話を入れてみると相変わらず屈託が無くて悩みも無さそうでひと安心。
「お父さん、つい先日のブログに載ってたオルトフォン社のイヤフォンだけど音質のほうはどんな具合?」
「うん、聴けば聴くほど良くなってくるみたいだな。初めのころは高い方の音がキンキンしてうるさかったが、随分と自然な響きになってきてるね。音の粒立ちが良くて音楽が上質になった感じ。もうとても以前のイヤフォンには戻れないな。」
「イヤフォンで2万円を越えるとなると、ちょっとためらうけど今度の給料日に自分への褒美のつもりで買おうかな~。今のイヤフォンは耳の穴に大きすぎてピタリとフィットしないのよね、音もいまいちだし」
「その点はオルトフォンのは大丈夫。耳の穴に応じて”L,M,S”と3つのイヤチップが用意されている。是非薦めるね。もし買うのならネットで購入するのが一番安いだろうが、別府とは違って大阪ならいくらでも安い店があるだろう」
「9月の下旬に帰省したときに聴かせてもらったキーシンのショパンがすごく良くてね~、やっとクラシックが好きになりそう。とうとうこちらでキーシンのCDを買ったよ。ショパンのポロネーズをオルトフォンのイヤフォンで聴いてみたくって」
「キーシンは本物だね。お父さんのオーディオ仲間たちもみんな絶賛してるよ。ショパンを聴き込んだらそのうちモーツァルトのピアノ・ソナタも聴いて欲しいね。名演を沢山持ってるから○○○してあげるよ」
さて、オルトフォン社のイヤフォンを購入して1週間あまり、毎日のように運動ジムで聴いているが想像以上に音が随分とこなれてきた。
当初は高域がうるさ過ぎて「iPod」のイコライザー設定をオンにして「ディープ」〔低域部分を増幅)で聴いていたが、2日ほど前からイコライザーをオフにしても十分聴けるようになった。
やはり「iPod」といえども通常のオーディオと同じでイコライザーみたいな補正回路は使わないに越したことはないようで、明らかに音がたいへんナチュラルになる。
もちろんいい材料を使った上での条件付だが回路はやっぱり「シンプル・イズ・ベスト」に限る。
ところで話はまったく変わるが、現在応募している音楽ブログランキングの「ボーダーレスミュージック」で上位を占めている「クラシック音楽MP3・楽譜ダウンロード」さんにはこれからたいへんお世話になりそう。
50年以上前の演奏は著作権が切れて自由にダウンロードが出来るそうで、曲目一覧の中から試しに「パガニーニの主題による狂詩曲」(ラフマニノフ)をダウンロードしたところ自動的に「iTunes」に取り込まれていた。
こうなるとCDへのコピーも自由自在となって、たいへん便利なことこの上ない。非常にありがたいことです~。
いつぞやのブログにも登載したことがあるが「音楽がタダになる日」が着々と近づいていることを実感する!
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