「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

一転、二転、三転の「迷走劇」~前編~

2021年06月18日 | オーディオ談義

たしか昨年(2020年)の「梅雨どき」も同じようなことをブログに登載した覚えがある。

つまり、雨や曇りが続く梅雨時は気分が鬱陶しくなるので、せめてオーディオくらいは「爽やかな音」が欲しくなる。

「爽やかな音=JBL」というわけで、いつものようにSPユニットの交換作業に入ったが、これがのちのち大騒動になって「一転、二転、三転の迷走劇」になろうとは、その時はまったく知る由もなかった(笑)。

我が家には5系統のスピーカーがあるが、考えてみるとすべてイギリス製である。自然とそうなった。

決して「
振るい付きたくなるような音」を出すわけでもなく、一ひねりも二ひねりもしていて、なかなかすんなりと割り切れない音だけどどこか惹き付けられるものがある。これは言葉ではうまく説明できない。

その点、JBLの音はプラス面からいえば、いかにもアメリカ人気質みたいにアッケラカンとして単純明快、気分的に明るくなるが、その一方マイナス面から言うと「思慮深さが無い」音ともいえるが、たまにはこういう音もいい。

グッドマンの「トライアクショム」からの交換は15分ほどで済んだ。



さて、入れ替えたシステムはご覧の通り「2ウェイ方式」で、「D123」(口径30cm)+「175ドライバー」の組み合わせ。

「200~4000ヘルツ」までの比較的敏感な帯域ではマグネットの違うユニットを混ぜ合わさないというのが、我が家のほんのささやかなポリシーである。なぜならクロスオーバー付近で音が濁るから~。

その点タンノイはクロス1000ヘルツだから、はなから失格だが(笑)、それはさておき今回もそれを踏襲して「~4000ヘルツ」までは「D123」を専念させ、5000ヘルツ以上は「175」と役割分担をさせた。

ただし、ネットワークは従来にない手法を試してみた。



「~4000ヘルツ」まではパイオニアの機器を使ってハイカット(ー12db/oct)する、「5000ヘルツ~」はウェスタン製のブラックタイプのコンデンサーを使ってローカット(-6db/oct)。

次の課題は「D123」用と「175用」のアンプの選択だが、「175」は「6098=6AR6」シングルで決まり。

問題は「D123」用のアンプの選択だ。



以下、続く。

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