前回のブログ「背後から秘かに忍び寄るもの」に対して、メル友の「I」さん(東海地方)から次のようなメールが届いた。
ちなみに、このところ頻繁にこのブログに登場していただいている「LAN素材」のケーブル製作者「T」さんと「I」さんは同じ東海地方のすこぶるご熱心なオーディ愛好家として懇意にされている間柄であり、今回のケーブル作成を依頼したのも「I」さんを通じてのことだった。
「年のせいか、秋になったせいか、心の中をうすら寒い風が・・・ああ・・徒然草の世界が身に沁みます。
貴邸ではLANケーブル化が着々と進行していますね。
拙宅も3システムのLANケーブル化が終了しました。結果は、昨日のTさんのブログにあるとおりです。うれしいですね、いい音でいつでも聴ける環境になりました。
もう装置のことを考えずに音楽に没頭・・・でなく、何か他に弄りたくなりますね(笑)。
というわけでもないのですが、写真のシステムです。ありあわせのユニットの組み合わせです。
昨日、クラシック5ウェイのケーブルを交換している間、Tさんに聴いていてもらったのですが・・・「意外といいね」の評価でした。「平板ウーファーに違和感がない、クラシックプロのドライバーとヤマハのツイーターが喧嘩していない」 私「だいぶこなれてきました」
クロスは200Hz・1600Hzにヤマハは0.47µFのロウカットの4ウェイです。
量感・切れ味ともになかなかで、マルチウェイの散漫さはありません。スモール4343と呼んでいます(笑)。
自画自賛の巻で失礼しました。」
冒頭の「徒然草」については、ちょっと茶化された感じだが(笑)、自画自賛については大いに結構だと思いますよ~。
「すべての随筆はつまるところ自慢話だ」と喝破したのは、たしか高名なエッセイストの「山本夏彦」さんでしたっけ。
随筆もブログも似たようなもんです。
このブログだって煎じ詰めると、いつも「自慢話」に終わっているのだが、それを嫌だと感じる方ははじめから読まなきゃいいし、そもそも誰も読んでくれと頼んだ覚えはありませんからね(笑)。
それでは「T」さんが「I」さん宅を訪問されたときのブログをそっくり画像と共に紹介させていただこう。
「朝食後、コーヒーを淹れ、コネクターを出しました。
ハンダ付け前です、ハンダが無くても音が出る様に信号線がコネクターの端子に接触しています。
RCA端子の信号線だけハンダ付けしました。
ケーブルが出来上がったのでオーディオ友達の所にオジャマしました、
JBLの3WAYです、自作の箱に入っています。
ここの特徴はチャンネルデバイダーがMONOです。
LPを聴きました、YAMAHAのベリリウムカンチレバーのMCカートリッジです、この時代のYAMAHAのカートリッジは今、聴いても5万円ぐらいのカートリッジより良いです、十分な情報量が有り、切れ込み、クリアーさが有ります。
今日、持ち込んだケーブルを交換しました。
交換後は音場の広がり、自然さが出て、ベールが2枚取り除かれた様にクリアーになりました、金管も鋭くクリアーで喧しくないです。
力作の5WAYが本領発揮です、LANケーブルに交換した部分は4WAYですがサブウーファーが有り、その部分のケーブルは交換していません、地を揺るがす様な重低音が出る様になりました、上が良くなると低音まで強力に明快に良くなります。
以上のとおりだが、「地を揺るがすような重低音」をぜひ聴いてみたいです。
東海地方は実に魅力的ですね!(笑)
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