ワーフェデールの「スーパー3」(最初期版)が我が家にやってきてからおよそ1か月半余り。
この巨大なマグネットに度肝を抜かれて、まるで夢遊病者のように(笑)オークションで落札したが、その後の経過を記してみよう。
そのまえに、「スーパー3」が出品されたときの解説を抜粋して「おさらい」しておくと、
「Wharfedale社の、3インチコーン・ツイーター、Super 3。2本での出品です。
Super 3は、Wharfedale社を代表するツイーターで、高級システムW70をはじめとして、数多くのシステムに使われておりました。また、Leak社のスピーカーシステムにも使われるなど、タイプは全く異なりますが、Peerless社のMT25と並んで、この時代のヨーロッパを代表するツイーターになっておりました。
出品のSuper 3は、中でもとりわけ貴重な、初期型のアルニコ Gold マグネットを搭載したユニットで、Wharfedale社の最高級機SFB/3などに採用されていました。画像からもわかりますように、巨大なアルニコ・マグネットで、Red アルニコ時代のSuper 5のマグネットよりはるかに大きなものが使われています。(Wharfedale社のマグネットは、アルニコ Gold タイプ→アルニコ Red タイプ→フェライトタイプと変わっていきますが、Super 3についてはアルニコ Red タイプは存在しなかったようです。)
音質的には、重量級のマグネットの効果でしょうか、コーン型としては、反応が早く、切れのある音で、ホーン型に負けない音の強さがあります。フェライトタイプのSuper 3で時に感じられる「キツイ」という感じも、このアルニコタイプにはありませんので、ゆったりと、まさに優雅に音楽に浸ることができます。
また、上品で、透明度の高い音は、ジャーマン・ビンテージの高域に通ずるものがありますので、イギリス系のビンテージはもちろん、ジャーマン・ビンテージとの組み合わせも、よい結果が得られます。 およそのサイズは、ラウンド径92.5mm。取り付け寸法が、ネジ穴対角で、およそ100mmになっています。
また、上品で、透明度の高い音は、ジャーマン・ビンテージの高域に通ずるものがありますので、イギリス系のビンテージはもちろん、ジャーマン・ビンテージとの組み合わせも、よい結果が得られます。 およそのサイズは、ラウンド径92.5mm。取り付け寸法が、ネジ穴対角で、およそ100mmになっています。
イングランド・トーンを愛する方、ジャーマン・ビンテージのファンの方、3~8μF程度のコンデンサーによるローカットでフルレンジの高域補正に、また、本格的なネットワークを使用しての2way構成にいかがでしょうか。」
以上のとおり(出品者の)機器への愛情が切に感じられる解説だが、当初は喜び勇んでクロス3000ヘルツにしてJBL「D130」の上に載せたのだが、聴き込むにつれD130とのハモリ具合がどうもイマイチなので外してしまった。
一番いいのはワーフェデールのユニット(口径30センチ)との純正コンビが理想だが、これには既存のツィーター(赤帯マグネット)があって、これが絶好調なので代えたくなかったが、変化も必要なのでようやく重い神輿をあげて一昨日(12日)入れ替えてみた。
ハラハラ・ドキドキ・ワクワクの緊張の一瞬だが耳を澄まして聴いてみると、これがまた素晴らしい!
クロスオーバーが4000ヘルツ(ー12db/oct)なので倍音成分を主体に担っているわけだが、これだけでこれほど音全体が変わるものだろうかというほどの変わりよう。
強力マグネットのおかげだろうか、音の立ち上がりがメチャ早く音場が一段とすっきり爽やかになり、見通しが良くて実に聴き心地がいい。とりわけスピーカーの後方へと奥深く残響がス~ッと消え去っていく音の余韻がたまらない。
これまでオーディオの成否は低音域の分解能の出来がカギを握っていると思ってきたが改めて倍音成分の表現力の大切さを思い知らされた。
したがって両者の重要性の比率はこれまで「7:3」ぐらいと決めつけてきたがこれからは「4:6」に変更するとしよう(笑)。
まさに「コーン型としては、反応が早く、切れのある音で、ホーン型に負けない音の強さがあります。」とは、解説のとおりだった。
我が家の数あるオーデイオ道具の中でワーフェデールのコーン型ツィーターは、評判とか仲間の口コミとはいっさい関係なく、自分の目と耳だけで発掘したという意味で最大級の収穫となった。
そして、はみ出した片方のツィーター(赤帯マグネット)は遊ばせておくのももったいないのでJBL「LE8T」の上に載せることにした。かねて「LE8T」の高音域には不満があったので、まったく「渡りに船」(笑)。
そのテスト結果は次回に~。
以上のとおり(出品者の)機器への愛情が切に感じられる解説だが、当初は喜び勇んでクロス3000ヘルツにしてJBL「D130」の上に載せたのだが、聴き込むにつれD130とのハモリ具合がどうもイマイチなので外してしまった。
一番いいのはワーフェデールのユニット(口径30センチ)との純正コンビが理想だが、これには既存のツィーター(赤帯マグネット)があって、これが絶好調なので代えたくなかったが、変化も必要なのでようやく重い神輿をあげて一昨日(12日)入れ替えてみた。
ハラハラ・ドキドキ・ワクワクの緊張の一瞬だが耳を澄まして聴いてみると、これがまた素晴らしい!
クロスオーバーが4000ヘルツ(ー12db/oct)なので倍音成分を主体に担っているわけだが、これだけでこれほど音全体が変わるものだろうかというほどの変わりよう。
強力マグネットのおかげだろうか、音の立ち上がりがメチャ早く音場が一段とすっきり爽やかになり、見通しが良くて実に聴き心地がいい。とりわけスピーカーの後方へと奥深く残響がス~ッと消え去っていく音の余韻がたまらない。
これまでオーディオの成否は低音域の分解能の出来がカギを握っていると思ってきたが改めて倍音成分の表現力の大切さを思い知らされた。
したがって両者の重要性の比率はこれまで「7:3」ぐらいと決めつけてきたがこれからは「4:6」に変更するとしよう(笑)。
まさに「コーン型としては、反応が早く、切れのある音で、ホーン型に負けない音の強さがあります。」とは、解説のとおりだった。
我が家の数あるオーデイオ道具の中でワーフェデールのコーン型ツィーターは、評判とか仲間の口コミとはいっさい関係なく、自分の目と耳だけで発掘したという意味で最大級の収穫となった。
そして、はみ出した片方のツィーター(赤帯マグネット)は遊ばせておくのももったいないのでJBL「LE8T」の上に載せることにした。かねて「LE8T」の高音域には不満があったので、まったく「渡りに船」(笑)。
そのテスト結果は次回に~。