経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

「正義の主張は争を生む」

2006年06月02日 | Weblog
 誰しも、自分が正しいという観点から、正義を主張する。ところがそれぞれの立場から発せられた正義の概念は異なる。
 
 すなわち、何が正しいかはイデオロギー、国、個々の立場等々によって異なる。また時間によっても変化する。したがって、各々が己の観点から正義を主張することによって立場の相違がより明確になり、その結果しばしば争いが起こる。

 その典型的事例が、一神教である。かってローマは、超多神教により、榮え、一神教により滅びた。
 今の世界の紛争地帯を、神の視点からみたら、さらにそのことをご理解いただけるのではないか。