群れの結束のためには仮想敵をつくる。今、近くの国が、日本をそうした立て、自国の、というより自党の、というより自分の特権、栄華を保とうとしている。
人は自分の立場や考えの正当性の拠り所として、共通の正義や理念を求めて群れるが、群れを保持し団結を深めるためには、群れ共通の仮想敵が必要になる。
仮想敵を見失ったり拡散すれば、群れたグループのリーダーを中心とする求心力は脆弱になり、群れの中に絶えず異なる正義と理念同士の大小のぶっつかりあいが発生してくる。
そのあいまいさに耐えきれなくなった個は、そのグループから飛び出すか、また新たな正義を主張し、その正当性に部分的にも共鳴しえる仲間と別のグループを創成する。
これが小さくは、内紛。大きくは群雄割拠。まさにその国の歴史をみよ。
国に、脳も手も足も、もちろん血も涙もないが、国を営んでいる人間は、昔も今も、これからも、けして代わることのない欲で生きている。だからそこに読みを当てれば、その国のやることは、これまでと、今も、これからも変わらない。
人は自分の立場や考えの正当性の拠り所として、共通の正義や理念を求めて群れるが、群れを保持し団結を深めるためには、群れ共通の仮想敵が必要になる。
仮想敵を見失ったり拡散すれば、群れたグループのリーダーを中心とする求心力は脆弱になり、群れの中に絶えず異なる正義と理念同士の大小のぶっつかりあいが発生してくる。
そのあいまいさに耐えきれなくなった個は、そのグループから飛び出すか、また新たな正義を主張し、その正当性に部分的にも共鳴しえる仲間と別のグループを創成する。
これが小さくは、内紛。大きくは群雄割拠。まさにその国の歴史をみよ。
国に、脳も手も足も、もちろん血も涙もないが、国を営んでいる人間は、昔も今も、これからも、けして代わることのない欲で生きている。だからそこに読みを当てれば、その国のやることは、これまでと、今も、これからも変わらない。