当てずっぽうでもいいから、
当たり障りのないことを読むことで、
驚くほど情勢判断力はパワーアップする
脳のシクミ上、こ
の道、あの道、どちらを選ぶか、といったシナプスも、
この人と結婚するか、あの人とするかのシナプスも、
道路で1円落ちている。
拾うか、無視するかの判断シナプスも、
首をくくるか、くくるまいかのシプナスも、
かかる負荷の違いはあっても同じ回線、同じことである。
これ、一事が万事といってよい。
だから、反省は、あくまでおきたこと、あったことを
認めた上の「反省」でなくてはならない。
ましてや「このこと、なかったことに」
といったことはありえないし、万が一あったとしても
それは認めてはならないのである。
次に、それはどうしておきたのだろう、
という理由を明確にし、客観的に押さえた上で、
できれば複数の対応策を考える
そうした日常での何気ない些細なことを
繰り返すことで、脳の回線が作られる。
こうしたことでの脳の回線つくりこそ、
脳力開発、情勢判断力の狙う研鑽、
と私は考えている。
それを心の負担を避けるためにか、
あるいは逃避的に、ただ「反省」といったことでは
その反省は、言葉で終わり、
その判断違いは、まず繰り返されることになる。
確信犯的判断違いも少なくない。
その典型が、談合事件。
その繰り返しを見よ。
繰り返しつつ、
さらに、些細なミスすらも、
「ひとつ間違えば命取り」、
「ひとつ間違えば、俺の会社でも起きること」、
といったように重さを加え、「反省」をすることで、
将来(さき)に起こりえる命取りを救う確率が、
高くなっていくのである。
これが予測力、情勢判断力の真髄である。
飯食うに、それいるの?
最初は、
田上か一度体験した人が3時間ほどの
他の研修の中で、同時並行の形で研修する。
つまりわざわざこの技法習得の研修は、一切不要、ということだ。
経営革新のセミナーでMMAPを習得できる。
創業塾でMMAPも習得できる。
経営計画を作成するときに、MMAPを習得できる。
社員教育、就活セミナーでMMAPを習得できる。
それで、その日からやれる。
インストラクターがいなければやれない。
そんなものではない、ということだ。
一度やったら皆やれる。みなインストラクター。
飯を食うのにインストラクターは必要ない。
普段呼吸をするのに赤ん坊はインストラクターから学んだか
普遍性とはそういうものだ。
ところで、
なぜこのMMAPが出てきたかというと、
私は師 城野 宏の提唱した脳力開発の指導者である。
情勢判断学の指導者である。
この2つをひとことで言えば、「脳の回線づくり」
といってよい。そのためのツールとして創案したのがMMAP。
言い換えると、脳の働きをモジュールしたのがMMAP。
つまりMMAPをやると、脳の新しい回線が創れる。
その意味で脳力開発と
素情勢判断学を習得したことと同じことになる。
脳力開発の創案者、師の城野 宏は、
脳力開発のアプリケーションツールとして護身道を創った。
私はMMAPを創った。
いつかと向こうへいったら、
師匠に褒めてもらおうと考えている。
脳の働き、動きだから普遍性がある。
あれに使えてこれには使えないと言うことがない。
諫言すれば、手法(戦術、ツール)ではない、ということだ。
このことは、極めて重要なことなので、
稿を改めていつか触れてみたい。