経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

美学的なもの

2006年06月18日 | Weblog
だれかが曰く、「敵の敵は味方、強力な反対者は、強力な協力者」。
 
 異論、意義、反論、不賛成も、我が戦略を達成するための、戦術(材料)の1つ,、と考えるの真のリーダー。

 
 そう考えると、1に、入ってきた瞬間に、良くない{情報)、それは吉報、と分別している。これではリーダーとは言えません。
 真のリーダーは、情報をひたすら集める。えりわけなどもっての外。できるだけ多く集めて、それを広げて、そこに潜む、あるいは語りかけてくる本質をえぐり出し、吟味する。

 
そう考えるとの2ですが、なにかをやろうとする真のリーダーは、高邁な理念と目標を掲げ、その実現の構想と成功までのシナリオを動かす戦略を構築し、そのための戦術を広く集める。こうしたプロセスにその真価が発揮されるというところにあると考えています。構想とは長期戦略的。

 でも、それだけじゃない。 そう考えるの3として、そこに、なんとなく美学を感じる。ほのかな甘いものを感じる。そのなにかが必要じゃないかと、うまく言えませんが、最近痛切にそのことを感じている。

 手段を選ばず、プロセスを短縮した、最近の成り上がり組には、そうしたものが感じられない。欠いているからだ。

 何事でもそうですが、人がことを為すためには、大衆、消費者の支持が絶対要件ですが、それには、そうしたおおよそ合理性などとは無関係な、いわば美学的なものの存在が不可欠な気がしてならない。