自国民の内政への関心を、他の国にそらすやり方を、
私は「あっち向いてホイ戦法」と名付け、愚策として蔑んでいる。
本来は、自国民が自分たちを慕い、支えてくれる
状況を創ること。そのためには如何せん、
というのが国策の根本戦略なのだ。
それがやれないから、他の国に喧嘩をふっかけてくる
このあり方は、下の下策、誠に迷惑である。
そんことは彼の国の彼らも十分承知していて、
それでもあえてやらねば、ということだろうから、
人心が政権側から離れているか、内政上に
爆弾を抱えていてほっとけば政権危うし、
という状況とみてよい。
このことを逆に言えば、
他の国にその危うさ、窮地を自ら披露、
あるいは何かを懇願していることに他ならない。
では、その他の国の一つである我が国は如何せん、
というのが安倍政権に課せられた外交面の課題である。
ちなみに彼の国以外に、
我が国にはあっち向いてホイの矛先を
剥けてはいないが、上の彼の国よりやばい、
問題の国がある。
ロシアである。
国際的には、こちらが大きな問題。
私は、緊急性が高い、と読んでいる。
エリツイン政権というより反エリツインの要素が強いからである。
元親エリツインノリの離反者が、目立つことがそれを証している。
当面目が離せない。
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