今月末、29日に、同人誌ももたろうの仲間が、わたしの産経児童文学賞受賞のお祝い会をしてくれます。山本悦子さんを中心に心をくだいて、時間をかけて、ていねいに準備をしてくれてます。たいへんありがたく、頭がさがります。
わたしは、祝うほうはいいですが、祝われるほうは、なれていなく、どきどき、そわそわ。落ちつきません。当日、過呼吸になってしまわないか、心配なほど。そうです。臆病で、気が弱いのです。これでも・・・・・・。(ほんとだよ)
おまけに夏バテ。なんとか、体をもちなおして、当日をむかえたいので、シソジュースをつくろうと思いたちました。
さて、お祝い会にむけて、人気作家の廣嶋玲子さんが、てづくりの招き猫人形をつくってくれました。これは、わたしのリクエストに、即、「いいよ!」と答えてくれたものです。その頃の廣嶋玲子さんは、文庫や連載で大忙し。それなのに、お祝いならと嫌な顔もせず、やってくれました。
お祝い会の人数が増えたため、全員にはいきわたりませんが、ももたろうの仲間にあげて、あとは、クイズの景品にします。何度もボツになってもめげないという伝説?がある、人気作家の廣嶋さんのてづくり! 世界でひとつしかない人形です。あげてしまうので、留めておくために写真をとりました。お祝い会にくる方は、クイズであてて、ぜひ、福がついている人形をゲットしてください。
つくってもらった人形は、ひとつとして、同じものがなく、表情もちがい、とても細かな細工がしてあります。
タイのうろことか、風船のもようとか、テントウムシの星の数とか、コックがもっているおいしそうなお料理とか、木にぶらさげたひょうたんとか、本当に、手が込んでいて、よくできています。
お話だけでなく、こんな才能もある廣嶋玲子さん、すごいですね。お人柄も、作品もわたしは大好きです。ぜひ、廣嶋玲子さんの作品も読んでみてください。児文協の雑誌に連載もしていますし、最近『銭天堂』シリーズの新刊をだしたそうです。ホームページも、おしゃれで、すてきです。