赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『物語ること、生きること』

2014-08-17 21:55:05 | その他

渋滞の中、東京にもどってきました。東京も涼しくてほっ。諏訪では、善光寺に行きたいということで、長野道を走っていたら、ゲリラ豪雨のため断念なんてアクシデントもありました。

お盆休み前後をつかって、すばらしい本を読みました。国際アンデルセン賞をとった上橋菜穂子さんの本です。

物語がなぜ、人々に必要とされるのか、よくわかるように書かれています。ご自分の作家になるまでの道のりを、芳醇な奥深い言葉で、書かれています。謙虚で思慮深く、恥ずかしがり屋。それでいて、だれよりも努力されている道のりがよくわかりました。自分が恥ずかしくなります。

作家を志すかた、物語が好きな方、是非、読んでみてください。わたしは眠らなきゃと思いながら、目がさえて一気読みしてしまいました。こんな風に夢中に読んでのは、ひさしぶり。この夏、一押しの本。図書館で借りたのですが、是非、買おうと思いました。

あと、今日は日曜日。

毎日小学生新聞には『ようかい村のかっぱちゃん』、第三回目が掲載されました。こちらもよろしく! 暑い夏でも、かっぱちゃんは、元気いっぱい。わたしもこうありたいなーーと思って書きました。

感想をくれた方、ありがとう。なによりうれしいです(*^_^*)

 


サマースクール・お話づくり

2014-08-13 08:48:27 | その他

昨日は台風がいったせいか涼しくて、ほっとしました。この夏は、毎日、いろんなニュースが流れてきて、そんなことを見ているうちにあっという間に時間が流れていってしまうという感じです。

さて、7月の終わり頃、子どもたちの卒業校である国分寺第三小学校で、小学生対象にお話づくりの講座をひらきました。小学生と接したいので、ボランティアです。校長先生のご配慮もあって、実現しました。

当日、暑い中、40人近くの子どもが集まってくれました。90分で、お話をつくるというのは、なかなか大変だったと思います。あらかじめ、テーマを決めました。今回は変身です。たくさんの変身のお話ができました。

物語には、「正しい答え」とかなくて、自由でいいよ!っていったのですが、なかなか自由がむずかしかったようで、ネコや犬、ハムスターに変身するお話が、すごく多かったです。子どもたちにとって、自由な発想が、あんがいしずらいようでしたが、最後に楽しかったという声もきけました。

 

表紙のシールやリボンはボランティアのおかあさんたちがもちよってくれました。みんな、早くおはなしをかいて、表紙をかわいくしたい!って思ってがんばって、書いてくれたみたい。おかあさんたちが集まって、手伝ってくれたおかげで、こんなにいいものになりました。三小のおかあさんたち、サマーキャンプから何から何まで、手伝って学校を盛り上げて、すばらしいです。

わたしも夏休みに宿題として、一冊、一冊にコメントをかいて、9月までに本人に届くようにします。もっと早くブログにあげたかったのですが、ばたばたしていて、目がまわっていて、今日になってしまいました。m(_ _)m

今、同人誌「ももたろう」のしめきりも、なんとかクリアして、やっと時間ができたところです。(でも、明日からお盆で、義父たちと諏訪に行きます。お嫁さんをします)

ひょろひょろで台風の風に何度もたおれた、うちのヒマワリが咲きました。ちょっぴり感動!

 ヒマワリは太陽のほうをいつもむいてるといいますが、うちのは、家のほうを見てさいています。へそまがりヒマワリです。

それから、うちのメダカは、一匹だけ、なぜかとても大きくなったのが出現。そいつが、いばって餌を食いつくしているようです。家族がそのメダカに名前をつけました。それが、『ジュンジュン』だって!なにこれ? わたしの中高校の時の呼び名じゃない! プンプン!!

でも、昨日もケーキの誘惑に勝てなかったわたし・・・・・。甘ーいモンブランを食べて、体重計に乗れない日々を送っています。


かっぱちゃん、二回目

2014-08-10 07:22:14 | その他

毎小に、日曜日に連載の『ようかいむらの かっぱちゃん』、今日は二回目です。かっぱちゃんは、天狗のおたから、千里壺をつかって、人間の町に友だちをさがしにいきます。絵もきれいに色がでていて、新聞にのると、自分の書いた作品なのに、ちがうみたいに見えます。みんな楽しんでくれてるでしょうか?少しドキドキ。感想など、メールでお願いします。

さて、ご心配かけましたが、入院した娘も退院しました。点滴をうって、丸い顔がもっと丸くなったといったら、ふくれて、さらに丸くなりました。でも、元気になって、ほっ。健康って大事ですよね。

退院して帰り道、阿佐ヶ谷は、たなばたまつりの真っ最中。すごい人でにぎわっていました。張りぼて人形もたくさんかざってありました。

   

その中で、巨大な金魚を発見!

  中華料理やさんの前の水槽です。何年いきている金魚でしょう。どうやら、尾が長いことから、うちで飼ってるのと同じコメットみたい。でも、ふとりすぎ。わたしも、つい、餌をたくさんあげてるから、気をつけなければ・・・・

我が家のメダカの水槽は、水草がふえ、青い小さな花を咲かせました。ツユ草を思わず小さな花が、とてもきれい。メダカは、元気でわたしが近づくと、よってきます。水に手をいれても、逃げなくなりました。かっわいい~~。

台風が来ています。通過する地方の方は、どんなにか大変でしょう。東京は、少し涼しくなりました。今日は朝から雨ですが、昨日の空を見上げると、秋の雲がうかんでいました。立秋もすぎ、暑い夏も、だんだんとはなれていくのかな。

 


阿佐ヶ谷

2014-08-06 06:16:21 | その他

暑い、暑い、毎日暑い。パソコンが止まっちゃうくらい暑い。今年、冷夏なんて予想したのは、だれだ~~!

こんな暑い夏だと、とぼけて転ぶ人もでるってことで、それがうちの娘で、な、なんと入院してしまいました。突然のことでびっくりです。入院先の阿佐ヶ谷の河北病院というのが、とても親切でいい病院でした。娘は入院したとはいえ、重傷ではないので、夏休みでもとったような気分で本読み三昧。介護ベッドって、寝やすいようです。若い看護婦さんが「シャバの空気、すってみる? 暑いよ」といって窓を時々あけてくれるとか。点滴した細い腕は痛々しいけれど、看護婦さんに世話されている娘を見ていたらわたしまで入院したくなっちゃった。それほど、いい病院です(*^_^*)

そんなわけで、あわただしく阿佐ヶ谷通いをしている私。阿佐ヶ谷は、たなばたまつりの準備の真っ最中。アーケードの中、はりぼての飾りでいっぱいになります。 これは、なんの顔?

 著作権だいじょうぶ?

阿佐ヶ谷は、なんか昭和の雰囲気が残っている路地裏があったり、そんな路地裏にものすごくおしゃれなアロマショップがあったり、おもしろい街です。あかね書房のS編集と打ち合わせした喫茶店は、閉店になっていてちょっと悲しかったけれど、歩いていると、S編集に飲みにつれていってもらったことなどなつかしく思いだしました。

でも、母親のところにいったり、義父のことがあったりとわたしはバタバタ。そんな、わたしをいやしてくれるひとときは庭やプランターに水やり。あと、メダカと金魚の世話。

プランターは、道行く人がきれいですねっとかいってくれるので、調子にのって、がんばっていますが、あまりの日差しの強さに枯れていく花もいくつか。日本は熱帯になったのでしょうか?

今は、暑さに強いマツバボタンが満開。

 

お祝い会でいただいたトルコキキョウの花も、蕾がふくらんで、これからたくさん咲きそうです。これは、日陰に置いて、直射日光をさけて育てています。

気持ちをふさぐようなニュースが毎日、ながれてきています。児童文学でなにかできないのか、そんなことをちょっぴり考えています。

 


毎小「かっぱちゃん」スタート!

2014-08-04 08:37:10 | その他

毎日小学生新聞に日曜日だけ連載の「ようかい村のかっぱちゃん」が3日にスタートしました。イラストの山本正子さんが本当に何度もていねいに絵を仕上げてくれました。たくさんの方に読んでほしいって思います。読んだよって、声もほしいです。よろしく!

さて、話はまったく変わって、落語です。土曜日、すごーく久しぶりに落語に行ってきました。土日は、義父の世話があるのですが、この日は、田舎に行って、自由。それで新宿末広亭に行きました。夜席。偶然なのですが、わたしがファンの柳家花禄がトリ。花禄はこの日が誕生日だったそうです。8月2日、パンツの日というのだと、まくらで話てました。パンツの日が誕生日って、それって微妙。落語的には、おいしいかも。

末広亭は、若い人が多く、着物姿の女性もちらほらいて、落語ブームはまだまだ消えていないと実感しました。夜席が終わると、なんと深夜寄席があるそうで、500円で若手の芸が見られるそうです。アナウンスでは、「全員必死の思いで、舞台にあがりますので、あたたかく見守ってください」と流れました。でも、外に出てびっくりしました。その深夜寄席に長ーい列が。それも、おしゃれな若者ばかり。夜の9時から12時までの土曜日だけの寄席がこんなに人気だとは!

 夜席が終わった直後の末広亭。深夜寄席に並ぶ人たち。

とまあ、こんな感じだったのですが、わたしと主人は一杯飲んで寄席に行ったら、なんかところどころ話が覚えていない。うまい落語はリズムがよくて、眠くなるともいわれているのですが、枕を聞いて出だしを聞いて、気がついたらサゲだった、なんてことも。昼間暑かったせいなのでしょうか、年のせいなのでしょうか。それにくらべて、若い観客たちは、ひと言も聞き漏らさず笑おうという熱意があり、噺家に、よりそうように楽しんでいました。

末広亭といえば、古い椅子とせまいトイレとわたしは記憶していたのですが、椅子は映画館なみによくなって、外観派変わらなくても中味は少しずつ変わっているんだという印象をうけました。花禄の落語は、とてもおもしろくて、満足(*^_^*)。この時だけは、眠らなかったぞーー。