赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

イギリスファンタジーと石のお屋敷

2014-08-01 08:22:32 | その他

昨日、映画を見たことで、我が家は、マーニーのブームがきました。娘は一晩で、『思い出のマーニー』を読み直したそうです。それで、わたしもパラパラと読み直すと、昔読んだ記憶が、ふつふつとよみがえってきました。イギリスのファンタジーは古いお屋敷が舞台になったものが多いです。石造りの洋館は、何度もリフォームを繰り返して、いろんな人が住んでいきます。そこで古い日記帳とかがでてくる話が自然と共有されるわけです。

でも、日本の木の文化だと、ちょっと違う流れになるような気がします。今回の映画、北海道の自然はとてもきれいで、うっとりするほど映像がよかったのですが、北海道の大自然の中、あの洋館はちょっと不自然では。なんて、あれこれ考えるのは、どうしてイギリスファンタジーばかりをジブリは映画にするのだろうっと思うからです。思い出のマーニーは、すばらしい作品ですが、日本の児童文学をもりあげるために荻原規子や岡田淳、伊藤遊、などの作品もやってほしいと、そんなことを思いました。だって、ジブリがやれば、まちがいなく話題になるのだから。

 

上の写真は、国分寺アンティークアベニューと呼ばれている半地下の通り。この人形がウインドウにかざられている、アンティークショップが娘とわたしのお気に入りです。

親父の背中、第一回では、田村正和がやっている照明店の舞台になりました。中で、ランチもお茶もできます。手作りのおいしいランチは、キッシュがついてきて、デザートまであり、とてもお得。古い家具や人形やシャンデリアの下で食事すると、とても心がおちつきます。

お店のマダムは、「古いものには、力がある」といっています。ここにすわっていると、古いものの落ち着きというか、何年もそこにある家具の力のようなものを、ぼんやりですが感じることができます。きっと、マダムが、そういうものを愛しているから、このお店にはそういった力がみなぎっているのでしょうね。いつかアンティークショップの話も書きたいなっと思っていて、手つかずのまま。いつか・・・・なんてのんびりしているうちに、ボケちゃいそうだから、急がないとね。

  アンティークショップのとなりにあるのが、絵本屋、おばあさんの知恵袋。先週ですが、クロワッサン展をやっていました。早くアップしようと思いながら一週間以上たってしまいました。ごめんなさい。どのクロワッサンtもおいしそうで、お腹がすく展覧会でした。