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赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

東日本大震災・宝来館の記録

2014-06-17 08:38:12 | その他

ワールドカップが熱い。おもしろい! 仕事が手につかない感じの今日この頃。

ドログバという選手、大きくて海賊の親分みたいでした。サッカーってこんなにぶつかりあう競技なのかと驚きつつ、足わざの見事さに感嘆しつつ、テレビに釘付けになっています。サンバのリズムやアフリカンのリズムは、協調性をなにより重んじるニッポンから見ると、なんと開放的なのでしょうか? 躍動感、開放感、闘争心、いろんなものがまじりあって、コートを走り回っている姿は何とも凛々しい。

それでも、ニッポンもがんばってほしい! ギリシャ戦はなんとか勝ってほしいなーー。

さて、話はがらっと変わって、指田和さんがまとめた『あの日がたり・宝来館の記録』がとどきました

指田さんは、会報部でいっしょなのですが、東日本の大震災の後、釜石にかよいつめ、泊まり続け、宝来館という旅館の復興のお手伝いをされていました。何度も何度も、頭がさがるほど献身的にかよわれてました。でも、それを語る時は、いつも楽しそうに、向こうの人に元気をもらってるからっとからっと話されています。

それを今回まとめられました。たくさんの方のあの日の思いをまとめられました。写真もたくさんでています。

指田和さんは、『はしれ上へ! つなみてんでんこ』ポプラ社という絵本もかかれて話題になっています。

今年の9月27日(土)国分寺本多公民館で講演会もしれくれます。興味がある方、いらしてください。


お通夜

2014-06-15 06:46:45 | その他

昨日は、古田足日さんのお通夜がありました。たくさんの編集者さん、作家さんたち、子どもの本の関係者がいらしていました。

無宗教のお葬式は初めてですが、会場には、童心社の古田足日全集がかざられ、ねずみばあさんの人形もかざられ、古田さんのお人柄をあらわしていました。古田さんはたくさんの作家とかかわっていらして、多大な尊敬(←こんな言葉でいいあらわしていいかわからないのですが)を集めていたのだと、改めて感じました。

親しかった方、家族の方のスピーチも心にしみてきました。iPadに挑戦しようとされていたことなど、おじょうさんのお話は、いつまでも前を向いている古田さんを象徴しているようで、いつまでも心に残りそうです。

今活躍されている作家さんも、若い頃、古田さんにお世話になったと何人もおっしゃっられています。児童書の活気ある時代をかけぬけた古田さん。最後の仕事が、童心社の母のひろば2014年5月15日に書かれたものとなり、それが参列者にくばられました。

「児童文学、三つの名言」

その中で、現在行われている、愛国心教育にうれいながら、「児童がすぐれた児童図書を手にすることは、全宇宙を自分の手にすることだと思います」という童心社の創業者の発言も、記されていました。最後の最後まで戦争なき未来を思い、子どもの未来を思ってこられたのだと感じました。

心からご冥福をお祈りします。


村岡花子 出会いとはじまりの教文館

2014-06-12 15:18:28 | その他

昨日は、突然大雨になるという不安定な天気。

その中、都内に出るようがありました。せっかく出たので、ついでに見たかった展覧会、『村岡花子 出会いとはじまりの教文館』に行ってきました。

NHK朝の連ドラのモデルとなっている村岡花子。これから出合う伴侶と知り合ったのが、教文館だったそうです。どうやら、朝の連ドラは、かなり脚色がしてあり、本来はいない人物も創作しているみたい。

事実の村岡花子さんは、勉強好きで、かなりがんばり屋の文学少女だったようです。でも、熱烈な恋をするような一途な一面もあり、展示では自筆・ラブレターまで見れました。半年で700通の恋文。

生涯800作もの翻訳をしたという村岡花子の人生は、なかなか波瀾万丈。それに柳原白蓮がからんでくるから、また、魅力的です。ナルニア国という児童書の本屋で、その柳原白蓮の短歌集が売っていたので買ってしまいました。

当時の装丁そのままで、復刊したようです。

ナルニア国では、平澤朋子さんの描いたニルスのふしぎな旅の原画展示も見れました。なんか大満足の一日。

最近、いそがしさの中、気ままにぶらっと展覧会に行くってことができないでいました。こういう、心の深呼吸みたいな時間も必要だなって思いました。

銀座ミキモトの前に、アジサイが雨にぬれて、あざやかに咲き誇っていて、大勢が足をとめ、スマホを向けていました。

わたしも初、スマホ写真です!

 


訃報・古田足日氏

2014-06-10 11:13:29 | その他

昨日は、秋に文研出版でだす新刊の打ち合わせをしました。 ラフを見せてもらって、文章の確認です。 絵がとても生き生きして動きがあり、犬もかわいくてわたしも満足です。 単行本のさし絵は初めての方ですが、どうしてどうして、すごくうまい!

そんな風にルンルンと打ち合わせをして、帰ってパソコンをひらいたら、古田足日先生ご逝去の一報が。 児童文学界の大きな星だった方です。 先日までお元気と聞いていたので、驚きました。

この急な気温の変化がお体にさわったのでしょうか。

わたしはお話する機会をもちませんでしたが、作品のみならず、その社会を見つめる確固たるまなざしに多くの方が尊敬をされていました。児文協の会長もされました。

心からのご冥福をお祈りします。


スマホでぐたぐた・・・・

2014-06-08 08:28:53 | 日記
すごい雨が続いています。梅雨、いきなりでしたね。

母の調子が悪く、実家に泊まっていました。気温差が大きいのでみなさん、気をつけてください。

さて、わたしは重い腰をあげて、スマホにかえました。
得だと思いのりかえ割です。子どもたちと家族割もしました。
でも、なんと時間のかかったこと。
いくつもサインをして、説明をうけて、1時間半。やっと買えても、いろいろ設定しないとネットがつかえません。
新規登録、パスワード、たくさん増えて、もう、わたしの頭の回路は、こんがらがった毛糸玉状態です。

でもね。カメラはきれい。バシバシ撮りまくっています!
慣れたら楽しいこと、いっぱいしたいですね。

さて、同じ国分寺の作家、光丘真理さんが、新刊絵本を送ってくれました。
夏にぴったり、かわいいおばけがたくさんでてきます。


仲良しの山本省三さんの絵で息もぴったり。


これは、庭先のガザニアの花。今は、雨でしおれてしまいました。