赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

志の輔落語と変わりゆく渋谷…

2016-02-03 08:52:30 | その他
昨日は一日かかって、わたしは自分のトップページを変更しました。これだけやるのに、ふうふう。息子にあきれられ、肩はこりこりサロンパスです。

ただ、うれしいことも。高橋秀雄さんがブログで大きく拙著を紹介してくれました。高橋さんのブログに載ると、わたしのブログを見てくれる人も急増します。

さて、二月一日、前々から楽しみにしていた志の輔落語を見に行きました。
パルコ劇場でやっていて、とてもチケットがとりにくい人気落語会です。なんと前列から三番目のいい席!
   

今回、なんと20回目。パルコ劇場一ヶ月公演になっても11回目。
志の輔さんも、61才。二時間以上のしゃべりっぱなしの落語、みごとです。今回も時事ネタからの新作をひとつ、(大黒柱)あと、一番思いがこもったという井伊直弼を大河ドラマに押す人々のことを落語にした大作(大河への道)などなど。

大黒柱は、家族に、全然、意見を聞いてもらえないお父さんが悲しくもおかしい。お父さんぬきで、イタリア旅行を着々と決めたお母さん。わたしの友人たちもみんなそう。わたしも、まあ、そんな感じ・・・かな。とても身近な題材をおもしろおかしく演じてくれました。
大笑いしながらも、お父さんたち、ごめんなさいm(_ _)mと、ちらっと……

大河への道は、二年前に聞いて、井伊直弼に興味をもち、佐原の井伊直弼館にも行きました。だから、余計におもしろく聞けました。リメイクしてるので、二年前にはちょっと違うティスト。61才になっても、新しいことに挑戦しています。
 

一月始めからの落語会、志の輔さんの声はかすれていました。でも、大きな声をだすわけでもないのに、耳に心地よく入ってきます。たくさんの人物が出てくるのに、見事に語り分けしています。
ちょこちょこ入れてくるギャクが楽しい。
ああ、わたしはこういう世界が好きなのに、自分が書くとまじめ一本やりになってしまうのはなぜなのでしょう。

そして、今回いって、知ってショックだったのは、志の輔落語 IN PARUKOは、これで一端終わり。なぜかというと、宇田川地区の再開発のため、パルコを建て直す計画があるからだそうです。

うわ~~って思いました。
渋谷ってこんなに変わっているのに、まだまだ、変わるつもりなんですね。

そりゃ、パルコはわたしが大学生だった時からありましたから、古い建物です。でも、それだけに愛着もありました。渋谷は、ヒカリエができ、いろんなものができ、どんどん愛着がうすれてしまいます。
変わり続けなければ、指示されない、人気がでないって、なんか淋しいですね。

変わった渋谷の大きくてきれいな本屋に一冊だけあった、拙著『水晶玉を見つめるな!』を見つけて、思わず買ってしまいました。帰り道、本が重い。家にあるのに、なんで買ってしまったのだろう・・・。