赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

映画『ぼくらの交換日記』

2013-10-30 08:35:52 | 日記
ビデオで映画を見ました。ウッチャンこと内村光良が、監督・脚本した作品。
これがおもしろく、最後はジーンとして、じんわり涙があふれるいい作品でした。

お笑いを目指してがんばっている「房総スイマーズ」のふたり。そのふたりが、メジャーをめざして、交換日記をしてお互いのことをもっとよく知ろうということになります。というか、相方のひとりが勝手に始めます。これは、実際にあったことのようで、鈴木おさむの本が下敷きになってるとか。

実際にお笑いの世界を知ってるウッチャンが手がけた脚本だけに、ただの成功物語に終わってません。ドロップアウトしたほうにも、光が、成功したほうにも影が描けています。

小出恵介の楽しんでいる時の笑顔と、プレッシャーを受けた時のひきつった顔のギャップがすごく演じ分けられていて、自然で、とてもよかったです。

でも、最初に誘ったほうが、・・・・なのは淋しいね。でも、こういうのあるんだろうなーー。
一度でもなにかでがんばろうと夢をもった人、もった夢をなんだかの理由であきらめた人、どちらにもおすすめ。

最後の一言もよかった。ぜひ、見てください。