赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

俳句ーおおぎやなぎちか

2013-09-10 21:03:42 | 日記
友人のおおぎやなぎさんが句集をだされました。
『だだすこ』 北柳あぶみ ←俳号です。
おおぎやなぎさんとは、不思議な縁があります。出会いは、おおぎやなぎさんが以前、国分寺に住んでいたことがあって、おぼまことさんの講演会でばったりお会いしたことです。
そのとき、「赤羽さん、短歌をしてなかった?」と聞かれました。わたしはすごーく驚きました。MOEがまだ、白泉社になってない頃、林あまりさんの短歌のページがあり、一句掲載されたことがあったのです。そして、この夏、引っ越しする時、そのころのMOEがでてきて、おおぎやなぎさんの短歌も何個も入選され、掲載されてたのを見つけました!
ああ、なんてなつかしい。
こんな風に接点があると、世の中、せまい?なんて思ってしまいます。

ところで、俳句! 
あぶみさんの俳句のよさがなんなのか、わたしは初心者すぎてうまく言えません。でも、とても身近な題材でその光景が目にうかんできます。くすっと笑ってしまうのもあります。そして、北国らしさがつまっています。

 白鳥のボートもろとも沼凍る 
 雪だるまありしところや雪残る

なーんだという、風景が あぶみさんの手によると、俳句として余韻を残します。
言葉ってなんて奥深いんだろうと楽しませてもらいました。
わたしが一番好きなのは、

 地下鉄の出口の遠き聖夜かな

ほんとうに、句集、ご上梓おめでとうございます。
次は児童文学で、デビューですね。才能がたくさんあって、うらやましいです。