インフルエンザ関連追加事項
眞崎先生の講義内容で追加で伝えたほうが良いと思った事項があり昨日掲載をしました。しかしそこに誤りがありました。ごめんなさい。
昨日僕のあいまいな受講の思い込みの知識に対して眞崎先生から訂正要請のコメントが来ました。正しい情報を配信するため、その先生のコメントをそのまま掲載させていただきます。
眞崎先生訂正コメントありがとうございました。
以下真崎先生のコメントです。
昨日はおつかれさまでした。
いただいた名刺を見て訪れました。
眞崎です。
さて、インフルエンザの際に飲まない方がいい解熱剤としてアスピリン系をあげたのは、解熱剤として一般的であるためです。
現在、インフルエンザの場合に安全性が確立しているのは一種類だけであるとお話ししたと思います。
アスピリン系以外の解熱剤も避けていただきたいのです。
安全性が確認されていると言えるのは一般名でいうとアセトアミノフェンになります。
それから、理由として”引用?”されている記載は、インフルエンザ罹患時の解熱剤使用に対する注意事項です。
この記載にも若干の訂正を・・
高熱や筋肉痛などの症状はインフルエンザウイルス感染に伴って免疫を担う細胞が出すサイトカインと呼ばれる物質の影響です。いわば”感染が起こっていますよ”という信号を全身に向けて出すわけです。これによって引き起こされる高熱などにより、全身の免疫監視機構が活性化され、ある種の免疫細胞は活性化されることが知られていますが、一部の免疫細胞は活動が抑制されるという報告もあります。
また、高熱になることはウイルスの増殖を抑制するという作用もあります。
アスピリン系解熱剤で抗体が出来る前に免疫力をなくさせるという表現は正しいとは思えません。正確には、体内を高熱にすることでウイルス増殖を食い止めているのが、解除され増殖を引き起こすことになるということです。
しかしながら、40℃を越えるような発熱の場合には、その体温自体で障害を起こしてきます。また人によっては39度前後でも体力を大幅に消耗することがあります。
そのような場合には解熱剤を使用すべきと考えられます。
参考にURLを掲載していますが、アセトアミノフェン以外の解熱剤では、脳症を悪化させる危険性があることが指摘されています。また、アスピリン系についてはこれとは違う機序でReye症候群という重篤な状態を引き起こすことが知られています。
正確な情報を伝えることが最も大切です。記載される場合には、参照された本やサイトを明らかにされることが望ましいと思います。
以上です。
眞崎先生の講義内容で追加で伝えたほうが良いと思った事項があり昨日掲載をしました。しかしそこに誤りがありました。ごめんなさい。
昨日僕のあいまいな受講の思い込みの知識に対して眞崎先生から訂正要請のコメントが来ました。正しい情報を配信するため、その先生のコメントをそのまま掲載させていただきます。
眞崎先生訂正コメントありがとうございました。
以下真崎先生のコメントです。
昨日はおつかれさまでした。
いただいた名刺を見て訪れました。
眞崎です。
さて、インフルエンザの際に飲まない方がいい解熱剤としてアスピリン系をあげたのは、解熱剤として一般的であるためです。
現在、インフルエンザの場合に安全性が確立しているのは一種類だけであるとお話ししたと思います。
アスピリン系以外の解熱剤も避けていただきたいのです。
安全性が確認されていると言えるのは一般名でいうとアセトアミノフェンになります。
それから、理由として”引用?”されている記載は、インフルエンザ罹患時の解熱剤使用に対する注意事項です。
この記載にも若干の訂正を・・
高熱や筋肉痛などの症状はインフルエンザウイルス感染に伴って免疫を担う細胞が出すサイトカインと呼ばれる物質の影響です。いわば”感染が起こっていますよ”という信号を全身に向けて出すわけです。これによって引き起こされる高熱などにより、全身の免疫監視機構が活性化され、ある種の免疫細胞は活性化されることが知られていますが、一部の免疫細胞は活動が抑制されるという報告もあります。
また、高熱になることはウイルスの増殖を抑制するという作用もあります。
アスピリン系解熱剤で抗体が出来る前に免疫力をなくさせるという表現は正しいとは思えません。正確には、体内を高熱にすることでウイルス増殖を食い止めているのが、解除され増殖を引き起こすことになるということです。
しかしながら、40℃を越えるような発熱の場合には、その体温自体で障害を起こしてきます。また人によっては39度前後でも体力を大幅に消耗することがあります。
そのような場合には解熱剤を使用すべきと考えられます。
参考にURLを掲載していますが、アセトアミノフェン以外の解熱剤では、脳症を悪化させる危険性があることが指摘されています。また、アスピリン系についてはこれとは違う機序でReye症候群という重篤な状態を引き起こすことが知られています。
正確な情報を伝えることが最も大切です。記載される場合には、参照された本やサイトを明らかにされることが望ましいと思います。
以上です。