伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2020/09/28

2020-09-28 23:59:59 | 一日一章・聖書通読日記
ヨブ記 37:1-13

「これがためにわが心もまたわななき、その所からとび離れる。 聞け、神の声のとどろきを、またその口から出るささやきを。 彼はこれを天が下に放ち、その光を地のすみずみまで至らせられる。 その後、声とどろき、彼はそのいかめしい声をもって鳴り渡られる。その声の聞える時、彼はいなずまを引きとめられない。 神はその驚くべき声をもって鳴り渡り、われわれの悟りえない大いなる事を行われる。 彼は雪に向かって『地に降れ』と命じ、夕立および雨に向かって『強く降れ』と命じられる。 彼はすべての人の手を封じられる。これはすべての人にみわざを知らせるためである。 その時、獣は穴に入り、そのほらにとどまる。 つむじ風はそのへやから、寒さは北風から来る。 神のいぶきによって氷が張り、広々とした水は凍る。 彼は濃い雲に水気を負わせ、雲はそのいなずまを散らす。 これは彼の導きによってめぐる。彼の命じるところをことごとく世界のおもてに行うためである。 神がこれらをこさせるのは、懲らしめのため、あるいはその地のため、あるいはいつくしみのためである。」

エリフの神学は、神のなさることは人には悟り得ないということです。私たち人間には、神がどうして御業を行われるのか、あるいは行われないのか、その理由を知る由もないということです。神は御心のままに天地万物を操り、森羅万象の移り変わりも神の御旨一つで如何様にも変わりゆくものです。神が雷鳴のような轟きをもって語られるという描写は、圧倒的な神の威厳を表現したものです。それは人を懲らしめるため、全地に神の最善を行うため、あるいは神の慈しみの故と、その理由も様々だとエリフは受け止めました。それでは、私たち人間は神の御心を知らなくても良いのかというと、そんなことはありません。なぜなら神は私たちを通して、私たちを用いて、御心を成し遂げられるお方だからです。私たちの日々の歩みが神に喜ばれるものとなることができるよう、何事も御心を求め続ける者でありたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/job.37.1-13.ja1955

*****

ヨブ記 37:14-24

「ヨブよ、これを聞け、立って神のくすしきみわざを考えよ。 あなたは知っているか、神がいかにこれらに命じて、その雲の光を輝かされるかを。 あなたは知っているか、雲のつりあいと、知識の全き者のくすしきみわざを。 南風によって地が穏やかになる時、あなたの着物が熱くなることを。 あなたは鋳た鏡のように堅い大空を、彼のように張ることができるか。 われわれが彼に言うべき事をわれわれに教えよ、われわれは暗くて、言葉をつらねることはできない。 わたしは語ることがあると彼に告げることができようか、人は滅ぼされることを望むであろうか。 光が空に輝いているとき、風過ぎて空を清めると、人々はその光を見ることができない。 北から黄金のような輝きがでてくる。神には恐るべき威光がある。 全能者は-われわれはこれを見いだすことができない。彼は力と公義とにすぐれ、正義に満ちて、これを曲げることはない。 それゆえ、人々は彼を恐れる。彼はみずから賢いと思う者を顧みられない」。

エリフは自然現象の仕組みや原理を引き合いに出して、どのようにして神がこれらを起こされるのか、その理由がわかるか?とヨブに問い質します。そして、私たち人間にはわからない、知る必要のない、神の摂理、霊の世界があることを、ヨブに悟らせようとしました。これは己の義を主張しながら、自分の受けている苦難の理由を教えてほしいと神に迫ったヨブの姿勢を非難したものです。しかしエリフもまた正論を述べながらヨブを罪ありと断罪したことは、他の3人の友人たちの態度と変わりありません。このエリフの反論がきっかけとなって、次の章から神の介入が始まります。

https://www.bible.com/bible/81/job.37.14-24.ja1955
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【今日の聖句】 2020/09/28

2020-09-28 06:15:00 | 今日の聖句
詩編 85:3 新共同訳‬‬

御自分の民の罪を赦し
彼らの咎をすべて覆ってくださいました。 〔セラ

義なる神は罪を見過ごすことはなさいませんが、同時に愛なる神は悔い改めて神に立ち返る者の罪を赦し、その咎を覆い隠してきよめてくださるお方です。主の御言葉に聞き従って神の民とされ、キリストの十字架の購いにより罪きよめられて神との関係を回復させていただく私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/psa.85.3.新共同訳
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