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【COGHCC聖書通読】 2020/09/24

2020-09-24 23:59:59 | 一日一章・聖書通読日記
ヨブ記 33:1-12

「だから、ヨブよ、今わたしの言うことを聞け、わたしのすべての言葉に耳を傾けよ。 見よ、わたしは口を開き、口の中の舌は物言う。 わたしの言葉はわが心の正しきを語り、わたしのくちびるは真実をもってその知識を語る。 神の霊はわたしを造り、全能者の息はわたしを生かす。 あなたがもしできるなら、わたしに答えよ、わたしの前に言葉を整えて、立て。 見よ、神に対しては、わたしもあなたと同様であり、わたしもまた土から取って造られた者だ。 見よ、わたしの威厳はあなたを恐れさせない、わたしの勢いはあなたを圧しない。 確かに、あなたはわたしの聞くところで言った、わたしはあなたの言葉の声を聞いた。 あなたは言う、『わたしはいさぎよく、とがはない。わたしは清く、不義はない。 見よ、彼はわたしを攻める口実を見つけ、わたしを自分の敵とみなし、 わたしの足をかせにはめ、わたしのすべての行いに目をとめられる』と。 見よ、わたしはあなたに答える、あなたはこの事において正しくない。神は人よりも大いなる者だ。」

エリフはヨブと3人の友人たちの議論を傍らでずっと聞いていました。それは自分が若輩者だからと言う理由で口を挟むことを慎んでいました。しかし3人の友人たちがヨブの過ち、すなわち自分の正しさを主張したことに反論できなかったため、それは神の御前に間違った態度であると指摘したのです。このときエリフはもはや歳の差を気にしていません。神に対しては年齢も地位も関係なく、等しい存在だと大胆に語ったのです。自分が神の霊によって造られた者だと自認し、神の霊が宿っていると確信するならば、神の御前に人間同士の上下関係はありません。

https://www.bible.com/bible/81/job.33.1-12.ja1955

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ヨブ記 33:13-22

「あなたが『彼はわたしの言葉に少しも答えられない』といって、彼に向かって言い争うのは、どういうわけであるか。 神は一つの方法によって語られ、また二つの方法によって語られるのだが、人はそれを悟らないのだ。 人々が熟睡するとき、または床にまどろむとき、夢あるいは夜の幻のうちで、 彼は人々の耳を開き、警告をもって彼らを恐れさせ、 こうして人にその悪しきわざを離れさせ、高ぶりを人から除き、 その魂を守って、墓に至らせず、その命を守って、つるぎに滅びないようにされる。 人はまたその床の上で痛みによって懲らされ、その骨に戦いが絶えることなく、 その命は、食物をいとい、その食欲は、おいしい食物をきらう。 その肉はやせ落ちて見えず、その骨は見えなかったものまでもあらわになり、 その魂は墓に近づき、その命は滅ぼす者に近づく。」

エリフの指摘したヨブの過ちは、神が自分の問いかけに答えられないと苛立ったことにも及びます。私たちもまた、なかなか祈りが答えられないと感じるとき、神に向かって憤りを感じたり、神はどこにおられるのかと疑ったりしますが、それは神を自分の意のままに動かそうとする罪に他なりません。神の答えは一つの方法、人間にわかる形で答えられるとは限りません。神の答えに私たちが気付いていないことの方がきっと多いのです。ある時は夢の中で、ある時は懲らしめによって、場合によっては肉体の棘や死に瀕することもあるでしょう。私たちの思い通りの答えを釜に期待してはなりません。神の答えは、その時その時の今をありのままに受け入れること、ただそれだけです。

https://www.bible.com/bible/81/job.33.13-22.ja1955

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ヨブ記 33:23-33

「もしそこに彼のためにひとりの天使があり、千のうちのひとりであって、仲保となり、人にその正しい道を示すならば、 神は彼をあわれんで言われる、『彼を救って、墓に下ることを免れさせよ、わたしはすでにあがないしろを得た。 彼の肉を幼な子の肉よりもみずみずしくならせ、彼を若い時の元気に帰らせよ』と。 その時、彼が神に祈るならば、神は彼を顧み、喜びをもって、み前にいたらせ、その救を人に告げ知らせられる。 彼は人々の前に歌って言う、『わたしは罪を犯し、正しい事を曲げた。しかしわたしに報復がなかった。 彼はわたしの魂をあがなって、墓に下らせられなかった。わたしの命は光を見ることができる』と。 見よ、神はこれらすべての事をふたたび、みたび人に行い、 その魂を墓から引き返し、彼に命の光を見させられる。 ヨブよ、耳を傾けてわたしに聞け、黙せよ、わたしは語ろう。 あなたがもし言うべきことがあるなら、わたしに答えよ、語れ、わたしはあなたを正しい者にしようと望むからだ。 もし語ることがないなら、わたしに聞け、黙せよ、わたしはあなたに知恵を教えよう」。

エリフの言葉は、神と人との関係を取り持つ仲裁者に言及します。彼が私たちを神の御前に執り成してくださるとき、罪を購い、死を免れさせ、肉体の健康を回復されます。そして私たちを罪の悔い改めに導きます。その時もはや神に対する不平不満は消え去り、私たちの心に神への感謝が生まれます。このエリフの語った知恵の言葉は、因果応報の考え方のみならず、律法の掟に縛られた旧約時代の神概念からは到達できません。このときエリフは、人の罪を赦す救い主の御姿を垣間見たのかもしれません。私たちは、人が心から悔い改めるならば、主イエスの十字架の購いによりべての罪が赦されると知っていますから感謝いたします。

https://www.bible.com/bible/81/job.33.23-33.ja1955
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【今日の聖句】 2020/09/24

2020-09-24 05:30:00 | 今日の聖句
ルカによる福音書 6:36 新共同訳

「あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。」

天の父なる神は、御言葉に聞き従わず、恩を徒で返すような罪深い私たちを寛大な心で受け入れ、大いなる愛の心で接してくださる、実に憐れみ深いお方です。神に倣う者として愛と憐れみ深い心で隣人と接し、見返りを求めず、受けるよりは与える方がさいわいとの御言葉を実践する私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/luk.6.36.新共同訳
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