伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2020/09/18

2020-09-18 23:59:59 | 一日一章・聖書通読日記
ヨブ記 27:1-7

ヨブはまた言葉をついで言った、 「神は生きておられる。彼はわたしの義を奪い去られた。全能者はわたしの魂を悩まされた。 わたしの息がわたしのうちにあり、神の息がわたしの鼻にある間、 わたしのくちびるは不義を言わない、わたしの舌は偽りを語らない。 わたしは断じて、あなたがたを正しいとは認めない。わたしは死ぬまで、潔白を主張してやめない。 わたしは堅くわが義を保って捨てない。わたしは今まで一日も心に責められた事がない。 どうか、わたしの敵は悪人のようになり、わたしに逆らう者は不義なる者のようになるように。」

ヨブは終始一貫して自らの潔白を訴えています。そして、苦境に立たされているのは何か罪を犯したからだとヨブを責め立てる友人たちの主張を、自分は決して認めることはできないと語ります。自分には何一つ罪がないと断言できるヨブの信仰生活は立派なもので、私たちには到底真似ができません。しかし私たちは、主イエスの十字架によってすべての罪は赦されていると、自信を持って断言することができますから感謝いたします。

https://www.bible.com/bible/81/job.27.1-7.ja1955

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ヨブ記 27:8-12

「神が彼を断ち、その魂を抜きとられるとき、神を信じない者になんの望みがあろう。 災が彼に臨むとき、神はその叫びを聞かれるであろうか。 彼は全能者を喜ぶであろうか、常に神を呼ぶであろうか。 わたしは神のみ手についてあなたがたに教え、全能者と共にあるものを隠すことをしない。 見よ、あなたがたは皆みずからこれを見た、それなのに、どうしてむなしい者となったのか。」

これまでのヨブの生活態度が神の前に落ち度がなかったことは、ヨブだけでなく友人たちも見てきたはずでした。それなのにヨブの身に災いが及ぶと、何か罪を犯したのではないかと探るのは何故か、神を信じていないのかとヨブは友人たちを責めました。自分たちの主張や信念を曲げようとしないために相手のあら探しをする態度は、信仰者には相応しくありません。真実は真実として謙虚に受け止め、自分たちの理解を超えることはその都度、神に尋ね求めることが、信仰者の取るべき姿勢です。

https://www.bible.com/bible/81/job.27.8-12.ja1955

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ヨブ記 27:13-23

「これは悪人の神から受ける分、圧制者の全能者から受ける嗣業である。 その子らがふえればつるぎに渡され、その子孫は食物に飽きることがない。 その生き残った者は疫病で死んで埋められ、そのやもめらは泣き悲しむことをしない。 たとい彼は銀をちりのように積み、衣服を土のように備えても、 その備えるものは正しい人がこれを着、その銀は罪なき者が分かち取るであろう。 彼の建てる家は、くもの巣のようであり、番人の造る小屋のようである。 彼は富める身で寝ても、再び富むことがなく、目を開けばその富はない。 恐ろしい事が大水のように彼を襲い、夜はつむじ風が彼を奪い去る。 東風が彼を揚げると、彼は去り、彼をその所から吹き払う。 それは彼を投げつけて、あわれむことなく、彼はその力からのがれようと、もがく。 それは彼に向かって手を鳴らし、あざけり笑って、その所から出て行かせる。」

神を信じようとしない者、持論にこだわるばかりに真実に目を向けようとしない者は、神から災いを嗣業として受けるとヨブは語ります。嗣業とは先祖代々受け継ぐ相続財産を意味します。災いを嗣業として受けるとは、その家系が神から呪われることを意味します。子孫繁栄が神の祝福の現れと考えられていた当時の思想からすれば、神の呪いを代々受け継ぐとは、極めて厳しい断罪の言葉を、ヨブは友人たちに投げかけています。それは彼らがヨブの潔白を認めようとせず、何か罪を犯していたのではないかと、あらぬ疑いを掛け続けたことに起因します。私たち人間には人の欠点や悪事を暴こうと血眼になってあら探しする傾向がありますが、罪人の一人に過ぎない私たちに人の罪をあげつらう資格はありません。むしろ自らの罪深さを素直に認め、神の御前に赦しを請う者とならなければ、私たちは末代まで神の厳しい裁きを受ける他ありません。

https://www.bible.com/bible/81/job.27.13-23.ja1955
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【今日の聖句】 2020/09/18

2020-09-18 05:25:00 | 今日の聖句
ローマの信徒への手紙 12:21 新共同訳

悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい。

悪をもって悪に報いるならば、自らも悪に手を染めるのですから、結果的に悪に負けたことになります。悪に対しては神が必ず報いられると信じて仕返ししたい気持ちを忍耐し、むしろ善を行うことによって悪に打ち勝つ私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/rom.12.21.新共同訳
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