ヨブ記 28:3-4, 6-11
「人は暗やみを破り、いやはてまでも尋ねきわめて、暗やみおよび暗黒の中から鉱石を取る。 彼らは人の住む所を離れて縦穴をうがち、道行く人に忘れられ、人を離れて身をつりさげ、揺れ動く。
…
その石はサファイヤのある所、そこにはまた金塊がある。 その道は猛禽も知らず、たかの目もこれを見ず、 猛獣もこれを踏まず、ししもこれを通らなかった。 人は堅い岩に手をくだして、山を根元からくつがえす。 彼は岩に坑道を掘り、その目はもろもろの尊い物を見る。 彼は水路をふさいで、漏れないようにし、隠れた物を光に取り出す。」
ヨブは貴金属や宝石を採掘する坑夫たちの仕事ぶりにたとえて、人は真に価値あるもの、尊いものを手に入れるためにはどんな労力も惜しまず、時にはいのちの危険すら顧みずに努力するものだと言いました。確かに人の努力は素晴らしいものです。しかし私たちはこの世の価値あるものを得るためには努力を惜しまないのに、永遠のいのちや神様の真理という真の価値あるものをどれほど見出そうとしているでしょうか。的外れな努力は何も得ることのできない徒労に終わり、虚しいものです。地中深く隠された鉱石を取り出すための努力に負けないくらい、神様の御心を尋ね求めることにも傾けることができたなら、どんなにさいわいな人生を送ることができるでしょうか。
http://bible.com/81/job.28.3-4,6-11.ja1955
*****
ヨブ記 28:12-13, 15-19
「しかし知恵はどこに見いだされるか。悟りのある所はどこか。 人はそこに至る道を知らない、また生ける者の地でそれを獲ることができない。
…
精金もこれと換えることはできない。銀も量ってその価とすることはできない。 オフルの金をもってしても、その価を量ることはできない。尊い縞めのうも、サファイヤも同様である。 こがねも、玻璃もこれに並ぶことができない。また精金の器物もこれと換えることができない。 さんごも水晶も言うに足りない。知恵を得るのは真珠を得るのにまさる。 エチオピヤのトパズもこれに並ぶことができない。純金をもってしても、その価を量ることはできない。」
ヨブは、神様から授けられる知恵という永遠の宝は、人の努力や行いによって得ることのできず、その在処を知ることもできないと告げました。そして神の知恵の価値の絶大なことを、当時最高純度を誇ったオフルの金や、金よりも希少価値のあるものであった真珠や、様々な宝石をもってしても引き替えることのできないほど尊いものであると表現しました。
この素晴らしく価値のある神様の知恵がぎっしり詰まった聖書が私たちの手元にあるということは、どれほどさいわいなことでしょうか。聖書の御言葉をいつでも自由に読むことのできる恵みの絶大さを、私たちはどれほど感じているでしょうか。恵みを恵みと思わないことは罪です。私たちは御言葉の価値を過小評価していないでしょうか。古の人々が命を懸けて守り通した聖書を手に取って読むことのできるさいわいを当たり前のことと思わず、心から感謝して御言葉に親しむ私たちでありますように。
http://bible.com/81/job.28.12-13,15-19.ja1955
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ヨブ記 28:20-23, 27-28
「それでは知恵はどこから来るか。悟りのある所はどこか。 これはすべての生き物の目に隠され、空の鳥にも隠されている。 滅びも死も言う、『われわれはそのうわさを耳に聞いただけだ』。 神はこれに至る道を悟っておられる、彼はそのある所を知っておられる。
…
彼は知恵を見て、これをあらわし、これを確かめ、これをきわめられた。 そして人に言われた、『見よ、主を恐れることは知恵である、悪を離れることは悟りである』と」。
ヨブの結論は、人がどれほど努力しても知恵に到達することはできない、なぜなら主を畏れることこそ知恵であり、悪を離れることこそ悟りであるという、旧新約聖書６６巻を通して一貫する真理でした。決して多くの知識を持つことが知恵ではなく、経験を積むことが悟りに至る道ではありません。天地万物の造り主、この世の歴史を統べ治められるまことの神様を畏れ、御言葉に聞き従うとき、私たちは真に知恵ある者、悟りを得た者となることができることを忘れてはなりません。
http://bible.com/81/job.28.20-23,27-28.ja1955
「人は暗やみを破り、いやはてまでも尋ねきわめて、暗やみおよび暗黒の中から鉱石を取る。 彼らは人の住む所を離れて縦穴をうがち、道行く人に忘れられ、人を離れて身をつりさげ、揺れ動く。
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その石はサファイヤのある所、そこにはまた金塊がある。 その道は猛禽も知らず、たかの目もこれを見ず、 猛獣もこれを踏まず、ししもこれを通らなかった。 人は堅い岩に手をくだして、山を根元からくつがえす。 彼は岩に坑道を掘り、その目はもろもろの尊い物を見る。 彼は水路をふさいで、漏れないようにし、隠れた物を光に取り出す。」
ヨブは貴金属や宝石を採掘する坑夫たちの仕事ぶりにたとえて、人は真に価値あるもの、尊いものを手に入れるためにはどんな労力も惜しまず、時にはいのちの危険すら顧みずに努力するものだと言いました。確かに人の努力は素晴らしいものです。しかし私たちはこの世の価値あるものを得るためには努力を惜しまないのに、永遠のいのちや神様の真理という真の価値あるものをどれほど見出そうとしているでしょうか。的外れな努力は何も得ることのできない徒労に終わり、虚しいものです。地中深く隠された鉱石を取り出すための努力に負けないくらい、神様の御心を尋ね求めることにも傾けることができたなら、どんなにさいわいな人生を送ることができるでしょうか。
http://bible.com/81/job.28.3-4,6-11.ja1955
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ヨブ記 28:12-13, 15-19
「しかし知恵はどこに見いだされるか。悟りのある所はどこか。 人はそこに至る道を知らない、また生ける者の地でそれを獲ることができない。
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精金もこれと換えることはできない。銀も量ってその価とすることはできない。 オフルの金をもってしても、その価を量ることはできない。尊い縞めのうも、サファイヤも同様である。 こがねも、玻璃もこれに並ぶことができない。また精金の器物もこれと換えることができない。 さんごも水晶も言うに足りない。知恵を得るのは真珠を得るのにまさる。 エチオピヤのトパズもこれに並ぶことができない。純金をもってしても、その価を量ることはできない。」
ヨブは、神様から授けられる知恵という永遠の宝は、人の努力や行いによって得ることのできず、その在処を知ることもできないと告げました。そして神の知恵の価値の絶大なことを、当時最高純度を誇ったオフルの金や、金よりも希少価値のあるものであった真珠や、様々な宝石をもってしても引き替えることのできないほど尊いものであると表現しました。
この素晴らしく価値のある神様の知恵がぎっしり詰まった聖書が私たちの手元にあるということは、どれほどさいわいなことでしょうか。聖書の御言葉をいつでも自由に読むことのできる恵みの絶大さを、私たちはどれほど感じているでしょうか。恵みを恵みと思わないことは罪です。私たちは御言葉の価値を過小評価していないでしょうか。古の人々が命を懸けて守り通した聖書を手に取って読むことのできるさいわいを当たり前のことと思わず、心から感謝して御言葉に親しむ私たちでありますように。
http://bible.com/81/job.28.12-13,15-19.ja1955
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ヨブ記 28:20-23, 27-28
「それでは知恵はどこから来るか。悟りのある所はどこか。 これはすべての生き物の目に隠され、空の鳥にも隠されている。 滅びも死も言う、『われわれはそのうわさを耳に聞いただけだ』。 神はこれに至る道を悟っておられる、彼はそのある所を知っておられる。
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彼は知恵を見て、これをあらわし、これを確かめ、これをきわめられた。 そして人に言われた、『見よ、主を恐れることは知恵である、悪を離れることは悟りである』と」。
ヨブの結論は、人がどれほど努力しても知恵に到達することはできない、なぜなら主を畏れることこそ知恵であり、悪を離れることこそ悟りであるという、旧新約聖書６６巻を通して一貫する真理でした。決して多くの知識を持つことが知恵ではなく、経験を積むことが悟りに至る道ではありません。天地万物の造り主、この世の歴史を統べ治められるまことの神様を畏れ、御言葉に聞き従うとき、私たちは真に知恵ある者、悟りを得た者となることができることを忘れてはなりません。
http://bible.com/81/job.28.20-23,27-28.ja1955
