【COGHCC聖書通読】 2017/06/03

ヨブ記 23:1-5
『そこでヨブは答えて言った、 「きょうもまた、わたしのつぶやきは激しく、彼の手はわたしの嘆きにかかわらず、重い。 どうか、彼を尋ねてどこで会えるかを知り、そのみ座に至ることができるように。 わたしは彼の前にわたしの訴えをならべ、口をきわめて論議するであろう。 わたしは、わたしに答えられるみ言葉を知り、わたしに言われる所を悟ろう。」』

自分の身に覚えのない偽りの証言をしてまで非難するエリパズに対して、もはやヨブは反論せず、神様と直接対話することを求めました。人との対話が泥掛け試合の様相を呈するならば、私たちはそれ以上虚しい議論に時間を費やす必要はありません。むしろ神様の御心を直接尋ね求め、御言葉の中から真理を悟ることに方向転換した方が、問題解決の糸口を見つける近道となります。

http://bible.com/81/job.23.1-5.ja1955

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ヨブ記 23:10-12
「しかし彼はわたしの歩む道を知っておられる。彼がわたしを試みられるとき、わたしは金のように出て来るであろう。 わたしの足は彼の歩みに堅く従った。わたしは彼の道を守って離れなかった。 わたしは彼のくちびるの命令にそむかず、その口の言葉をわたしの胸にたくわえた。」

私たちの目は神様を見ることができなくとも、神様は私たちの日々の歩みをしかと見つめておられます。そのことを知っていたヨブは、主の道を守って離れることなく、神様のご命令に背くことなく、御言葉を心に蓄えることを常としていたため、試練の時にも神様の御前に金のように輝く生涯を送り続けたと断言することができました。私たちもまた人の目よりも神様の目に留まることを心に留め、御言葉に聞き従い、右にも左にも逸れることなく主の道を真っ直ぐに歩み続ける生涯を送る者でありたいと願います。

http://bible.com/81/job.23.10-12.ja1955

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ヨブ記 23:13-15
「しかし彼は変ることはない。だれが彼をひるがえすことができようか。彼はその心の欲するところを行われるのだ。 彼はわたしのために定めた事をなし遂げられる。そしてこのような事が多く彼の心にある。 それゆえ、わたしは彼の前におののく。わたしは考えるとき、彼を恐れる。」

神様の御心の内には私たちの人生に定められたご計画が多くあり、私たちの知る由もないところで、神様は御心に定められた通りに粛々と成し遂げられます。私たちは時折、神様の御心がわからなくなることがありますが、それでよいのです。私たちにできることは、神様は必ず私たちの人生に最善を成し遂げてくださるはずだと確信して従うこと、ただこの一点に尽きます。

http://bible.com/81/job.23.13-15.ja1955

【今日の聖句】 2017/06/03

マタイによる福音書 6:3-4
「あなたは施しをする場合、右の手のしていることを左の手に知らせるな。 それは、あなたのする施しが隠れているためである。すると、隠れた事を見ておられるあなたの父は、報いてくださるであろう。」

人は自分の成果を他の人に認めてもらうために躍起になりますが、天の父なる神様はむしろ隠れた善行に目を留められます。右手の行いを左手に知らせないほど徹底した謙虚さを身に付け、人目につくことよりも神様に喜ばれることを第一とする私たちでありますように。

http://bible.com/81/mat.6.3-4.ja1955