先日、いつもの骨董好きメンバー4人組(マキコ先輩、nakkaちゃん、お圭さん)で、とっても素敵なお宅にお邪魔してきました。
古布を使って素晴らしい作品を作り出される「遊布戀」さんのご自宅です。
夏にも、アトリエにご招待いただいて、ご主人様の膨大なコレクションをいくつか譲っていただいたのですが、ご自宅のほうにこそ、お宝ザクザクということで、満を持しての訪問となりました。
お昼ご飯をごちそうになったのですが、これがまあ、スゴイのなんのって。
遊布戀さん手作りのお料理は、もう家庭料理の域を超えて、「ここは料亭ですか???」もう、ぶったまげました。
手先が器用で、美的センスがある方のお料理は、プロ並み。品数だけでも、どれだけあるんでょう。
お料理もだけど、器がこれまた素晴らしい。織部にカットガラスに、塗り椀に、舌だけでなく、目にもごちそうです。
こちらのお膳には、里芋の葉っぱが敷いてあります。なんというセンスでしょう。
ご飯も栗の入ったお赤飯。栗大好きなワタクシは、初めて伺ったお宅で、お恥ずかしながら「おかわり」までする図々しさ。
食後のコーヒーは、こんな器で。これ、素晴らしい。
室内のあちこちに置かれている骨董の品々がまた、どれも素敵で。こちらは重箱のコレクション。
遊布戀さんのコレクションから、時代物の南天図柄の着物が飾られて・・・・・
目利きのご主人様の渾身のコレクションを、キャビネットボードから取り出して、あれもこれもと漁る、漁る。骨董の知識もいろいろと教えていただき、目の保養、耳の保養。心の保養もさせていただきました。
私がお譲りいただいたのは、一目ぼれしたこのかご。遊布戀さんによると、玉子籠といって、玉子を買いに行くときに利用していた籠なんですって。すっごくカワユイ。
伊万里の輸出用の大皿。白とブルーの組み合わせがとにかく好きなのと、皿いっぱいに散った植物柄がメチャ好み。カルパッチョを盛ってもいいし、ローストビーフとか、お刺身でもマッチするかな、と用途が広そう。
悩みに悩んだ塗りのお椀。全部が月にまつわる文様が入ったシリーズもので、全10客の中からの5客が選べない。迷いに迷い、う~ん、こっちかな?やっぱりこっちかな???いや、やっぱりこれだ、と。
満月に紅葉、朧月夜にウサギ、大きな三日月に小鳥、満月に雁、満月に竹、どれもストーリーがある。
ということで、なんとも素敵なひと時を過ごさせていただきました。
ワタクシたち4人組み(この4人の年齢差最大24歳だけど、言いたい放題)ほんとににぎやかしいので、遊布戀さんご夫妻、ビックリされたことでしょう。