Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

想像を超えたスパイス「ハイエナ会」@山椒魚

2018-02-09 | そとごはん

広島ブログ

お酒があれば肴は炙ったイカで良い「舟歌」(by 八代亜紀)タイプの方もいらっしゃいますが、オットとワタクシは、アルコールが入ると食欲が増すタイプ。
同じタイプのnakkaちゃんと「ハイエナ会」というチームを結成し、死肉も食らう勢いで食べながら飲んでおります。

先日開催の「ハイエナ会」には、ボスハイエナのnakkaちゃんが、飼い猫の病気のため、急きょ欠席。
この日の参加者は「週末が晴れなら」の晴れさんと、20才年下の食べ仲間ナツキちゃんと、その彼氏ナオさん、そしてわれわれ夫婦の5人です。

今回は、12月オープンしたてだというのに多方面から「ここはスゴイ」との評判を漏れ聞き「行きたい」と切望していたお店。
「スパイスと酒 山椒魚」15時~スタートという魅惑の昼酒です。

スパイスのきいたエッジのたった料理を出すとなると、好みは別れると思いますが、いや、ホントここすごかった。

珍しいネパールのビールで乾杯。最高に爽やかだった自家製レモンサワー。ものすごい爽快さで、グイグイいける。
ここの料理を食べて、スパイスの概念が変わりました。
風味付けとしてではなく、味そのものを決めるポイントとして、スパイスがひとり立ちしています。
いままで食べたことの無い料理でした。いやぁ、感動しました。


蕪の柚子アチャール和え。アチャールとは、インドの漬物のようなものですって。
ひと口食べて「う~む」とうなる不思議さ。なんだろうこの味。摩訶不思議。

ネパール蒸し餃子 モモ。皮はモチモチだし、肉にはクミンが香るし、スパイスソースがまたなんとも。

砂肝のコンフィも、先ほどのインド漬物アチャールであえて。ドロリとかかっているのがアチャール。

どて焼きったって、ただのどて焼きとはわけが違う。スハァ~とするミックススパイスの味がして、それでいて、たしかにどて焼き。

熱燗も行っときましょうかね。オットのお気に入り島根の玉桜。

この日の最高傑作の山椒ポテトサラダ。居酒屋の定番ポテサラが、こんなにも複雑な味に変わるのか、と驚きのスパイス使い。

まぐろのタルタルだって、パクチーどっさり。

牡蠣のマーボー豆腐。文句なしのスパイシーさ。

ひと口食べては「う~む」ひと口舐めては「なにこれ」
スパイスのパンチが効いてるのに、かといって主張し過ぎない。実に複雑な味付けに、驚きの連続でした。

キャキャと言って食べまくるナツキちゃんとワタクシの横で、食べることよりは作ることに興味がある晴れさんが、スプーンでソースをすくってチビチビ舐めて研究してました。
絶対、自分の手でこの味を再現してやろうともくろんでいるに違いない。まずはスパイス集めからだね。

お酒と引き立てあう「酒の肴」としての料理なので、ノンアルもありますが、やはりここはお酒飲まないとちょっともったいないかな。


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