先日、仕事で山口市に出張したときのことです。・
さて会議の合間の「ランチはどこで???」と、おじさんと2人、昭和チックな宴会場の並ぶ温泉街をふらつき始めたら、用水路のほとりにポツンと建っていた「キッチン あさくら」
ウマイもの探索アンテナがピクッピクッと動きました。
家族経営の地元密着型の洋食屋さんのようでした。
メニューには、サーロインステーキセットやタンシチューセットもありましたが、平日だし、仕事中だし、ここは「クリームコロッケセット」に。
わが家で作るコロッケは、ポテトコロッケと決まっている。家庭でクリームコロツケをこしらえる機会は、そうそうない。こういうものは、外食に限る。
正統派洋食、キターーーー。
クリームコロッケ3個に、エビフライもついて。
付け合わせの野菜類もたっぷりある。野菜高騰の折、なんてありがたい。
アルミのレモン絞り器に、タルタルソース。小ワザもきいてます。
食後のドリンクもついて。あきらかにコーヒーのデミタスカップに入ったミルクティ。
店内に入った時から、ワゴンに飾ってあったケーキが、気になってました。
「ケーキ食べていいですか?」とおじさんに尋ねたら「えっ?いまから?」と、軽く目を見張られました。
「1時には会議室に戻れるように、急いで食べますから。」
おじさんにとっては、平日の出張先でのランチで、ケーキまで食べようとするワタクシは、異生物扱い。
卵白を多く使ったサクサクとした食感の中に、ぎっしりとナッツヤドライフルーツ。洋食屋さんがこしらえた家庭的な味わいのケーキ。
こういうタイプのケーキは、案外なかなか食べられないので、おじさんにヘンな目で見られながらも、パクパクと平らげてヨカッタ。