社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

沖縄海兵隊、実弾射撃終了

2024-03-08 07:32:38 | 日記

北海道矢臼別の真冬、地吹雪が舞う厳寒期での砲撃演習が終わった。

 監視の結果(超厳寒のなかごくろうさまでした)

早朝にはマイナス20度にもなろうとする矢臼別演習場。それも今回は雪や強風のため地吹雪が発生。海兵隊にとって最高の訓練になったのではないか。
世界のどの地域でもなぐりこみできる部隊として。

夜間演習の比率も多い。
沖縄では、砲の移動、夜間での砲撃が自治体との協定できなかった。
それができるようにしたのが「移転訓練」だ。

現代では発射地点はすぐに探知され、ミサイルが飛んでくる。
ヒットエンドランの訓練もできるようになった。
さらに移動も日本の税金ですべてまかなっている。
今回は5億3千万円だ。
米軍にとっては「いたれつくせり」と。
そして、5カ月後の8月に、再び実弾砲撃訓練が矢臼別で行われる。

すべて「国防」「安全保障」の名で合理化されている。

沖縄の辺野古における米軍の最新鋭の巨大基地も日本の税金で建設中だ。
馬毛島すべてを空母に見立てた基地の建設も始まっている。
次期戦闘機の開発も「共同開発」の名で、「武器輸出」に道を開こうとしている。
与党の公明党は「歯止め」を演出しながら結局賛成に動いている。

他国へ攻撃できるトマホークの輸入も決めた。

いま、日本の「大軍拡」が異常なスピードで進んでいる。
「国防」の名のもとに。

戦争への道
断ち切るための国民的運動がいまほど必要なときはない。


オックスファム報告書

2024-03-06 07:11:39 | 日記

日本の格差と貧困の拡大が広がっているが、世界もひどい状態になっている。

イギリスのオックスフォードにある「貧困と不正を根絶するための持続的な支援・活動」する国際NGOオックスファムは、毎年報告書を出している。

今年の1月の報告書は、世界の一握りの人たちへの富の集中と多くの人々が貧困に陥っていることを数字で明らかにしている。

しんぶん赤旗では、2月27日から3月2日までの5回にわたって、政治経済研究所主任研究員の合田寛さんが寄稿した。
①「分断の10年」の始まり
②政府上回った独占の力
③富裕者へ富移転
④格差と分断の広がり
⑤代替案は目の前にある

報告書は、大企業と富裕者の力の増大が、労働者の低賃金と厳しい労働、不安定な雇用を生み出し、とりわけ女性や移民など弱い立場の人たちにもっとも重い負担を押し付けていると指摘。

その大きな原因として、世界的な独占・大企業の一つだけでフランスなどの一国のGDPを上回ってしまったと述べ、国の民主主義の危機でもあると指摘している。

そりゃそうだ。
政府より、一企業の方が大きいのだから。

報告書は世界の現状だが、まるで日本のことではないか。

自民党への企業献金によって、大企業が儲かるために、法人税を下げろ、派遣労働を自由化せよ・・・と次々と法律を強行してきた。
政府のさまざまな審議会にも人を派遣し、政策を反映させている。

5回目の「代替案(オルタナティブ)は目の前にある」として、「ではどうするのか」を打ち出している。

巨大企業の「規制」だ。

日本共産党は経済政策で早くから大企業の「民主的規制」を打ち出している。

昨年発表した「日本共産党の経済再生プラン」にも反映している。
 こちら ⇒

1%と99%、
格差と貧困の拡大を止めるためにも、政治の変革が求められている。ぜひ、ともに考えていきたい。


三屋清左衛門残日録を読んで

2024-03-05 07:27:43 | 日記

久しぶりに藤沢周平著「三屋清左衛門残日録」を読んだ。

20年以上前に読んだ時には、藩の権力争いが印象に残っていたが、今再読すると、まったく別の感想になる。
隠居した清左衛門の日常の心の動きに目が行く。

家督を継いだ息子と嫁、幼馴染である町奉行、料亭の女将との心の動きがなんともいえない。

やはり藤沢周平ワールドにはまっていく、良質なエンターテインメントの世界だ。

テレビドラマでは仲代達矢主演のものをみた。
冒頭に流れる日本海の厳しい海の映像とともに「昏ルルニ未ダ遠シ」が何ともいえない。
当時、仲代達矢「清左衛門」のピッタリとしたはまり役を思い出す。

直近の北大路欣也主演のものはまだ見ていない。

ところで、昔からある支配層における富と権力争い。
時代小説の大きなテーマでもある。

山本周五郎著長編小説「樅ノ木は残った」も仙台藩のおけるすさまじい権力闘争を描いている。

今の自民党をみていると、昔と変わらないな、と思える。

「政官財+米」の権力構造からみると、現象形態としての「政治の争い」は、巨額な裏金問題として吹き出ている。

その裏で庶民の生活は、ますます低下している。いわゆる「失われた30年」だ。

自民党、一部野党を巻き込んだ政治の争い。
マスコミを通じて「自民党型の政治」の枠内で報道に終始している。

腐敗のおおもとにある企業・団体献金禁止が、なぜ表に出てこないのか。
日本外交も「米の枠内」を出ることはない。

こうした表面上の動きに対して、ぜひ日本共産党の29回党大会の決議を見てほしい。

国民の立場からの社会変革の道筋が見えてくる。

「三屋清左衛門残日録」の最終章の「早春の光」の先へ。


知らぬ存ぜぬ

2024-03-02 07:48:51 | 日記

裏金問題での政倫審、自民党議員は「知らぬ存ぜぬ」で押し通した。

もしその通りであったなら、
政治家として「無能」としかいいよおうがない。

しんぶん赤旗では、三つにまとめている。
①「経緯まったく承知せず」
  違法性認識? 停止後の復活

②「会計いっさい関わらず」
  事務総長なのに

③「秘書にまかせていた」
  私的使用も? 使途
 「支出の判断は秘書にまかせていた」

岸田首相は「ていねいな説明」をくりかえしていたが、
「ていねい」どころか、知らぬ存ぜぬで誰も説明していない。

巨額な裏金
いったい何に使われていたのか。

表に出せない使い方であることはまちがいないだろう。
底知れぬ「闇」が広がっている。

最大の解決方法は、自民党に投票しないことだ。


解明する意志なし!

2024-03-01 07:13:39 | 日記

自民党の裏金の解明のための「政倫審」が開かれ、岸田首相が出席したが、逃げの姿勢ばかりが目立った。
巨額な裏金の「解明」する姿勢はまったくない

腐敗の温床である企業・団体献金もやめる意思はまったくない。
政治資金パーティもやめる意思はない。
さらには自民党という政党の「組織的犯罪行為」という自覚がまったくない。

これが一国の首相だろうか?

追及を逃げる「答弁術」だけが目立った。

二階派の武田事務総長が答弁に立ったが、「事務局長が・・・」と逃げの一手であった。

「秘書が、秘書が」「事務局長が」など、相変わらず責任転嫁だ。

やっぱり「証人喚問」しかない。
しかし、自民党は拒否している。

自公の与党を少数にするしかない。
自民党を下野させるしかない。