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社会はかわるし、かえられる!

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ギャンブル依存症の怖さ

2024-03-23 07:22:31 | 日記

ギャンブル依存症の怖さが明らかになった事件だ。

大谷選手の通訳であった水原氏が違法とばくの疑いで解雇された。
情報は錯そうしており、うわさがひとり歩きしている状態だ。

はっきりしていることは、「ギャンブル依存症」の怖さが表面化したことではないか。

ギャンブル依存症は、その現れ方が目に見えない。
アルコール依存は「酒臭い」とすぐにわかる。

分かるときが「多重債務」「窃盗」など、お金にまつわる事件が発覚した時だ。それまでは普通のひとだ。

「依存症」は、その対象を求めるため、平然と「ウソ」をつき始める。自分はダメな人間だという「自己憐憫(れんびん)」の情がでて、周囲を巻き込んでいく。「イネイブラー」を無意識につくりだしていく。

「依存症」は静かに、深く進行していく。
気が付いても「まだ大丈夫」だと「否定」していく。
周囲が気が付いても、本人は「否定」していく。

その結果、仕事も、友人・知人も、家族も、失っていく。
そして「犯罪」へと。

ほんとうに怖い病気だ。
  依存症(アルコール)の私の経験 ⇒

日本は世界でも有数のギャンブル大国でもある。
  こちら ⇒

犯罪であった「とばく」、その「カジノ」が解禁されてしまった。
どの世論調査でも反対多数なのに、自民、公明、維新によって、強行採決された。

大阪が維新政治の元で一番乗りをめざしている。
万博に巨額の税金を投入し、その跡地にカジノをいう戦略で。

カジノは娯楽ではない。
「人の不幸」のうえに成り立っている。

アメリカではカジノが斜陽産業になりつつある。
カジノを導入した地域の衰退もひどい。

今回の「違法とばく」を機会に、あらためて「ギャンブル依存症」、カジノ問題を考えていきたい。

ヨーロッパの中世の時代は、ギャンブルが国力を落とし国を亡ぼすとして禁止された。日本の江戸時代も賭博はご法度だった。歴史の教訓も多い。