イスラエルのガザへの攻撃にAIが使われているという報道があったが、その詳細が今日の朝日新聞に掲載された。
戦争の未来に暗たんたる思いをいだくのはわたしだけではないであろう。
イスラエルのガザへの空爆が、あまりにも民間人への殺傷になっていることに、どうなっているのかという疑問があった。
AI開発企業がイスラエルの軍事に深くかかわり、攻撃目標を衛星画像や他の多くの情報を収集し、AIの判断で決めていた。
AIが分析し決めた目標にクリックするだけだ。
そこへ爆撃機が飛びミサイルを撃つ。破壊と多くの人命が失われていく。
記事は「ゲーム感覚」と表現している。
そしてAIが、さらなる破壊と殺傷の学習を深めている。
ロシアから侵略されたウクライナでも、AIが使われ学習が深められているという。
衛星やドローンによる敵の認識と攻撃、その結果が破壊と多くの人命が失われていく。
兵器と技術の発展は戦争の形態を一変させる。AIによっていっそう多くの死傷者を生み出していく。
なんと愚かな人間であろうか。
国連ではAI兵器、LAWSの禁止をめぐってせめぎあっている。
理性の声はあるが、まだ弱い。
軍事大国に押されている。
AI開発軍事企業という新たな「死の商人」の跋扈は止めなければと思う。