まったく反省が見られない上目線の「開き直り会見」であった。
信仰の自由なのに、マスコミから批判され、自分たちこそ「被害者」だと。
2009年のコンプライアンス確立後は「霊感商法」はないといいきっている。
迷惑をかけた自民党の国会議員には謝罪したが、国民や被害者にはまったくない。よくやる「世間を騒がせた」ことへの謝罪というごまかしだ。
事実とむきあえない、自分たちに都合のいいように言う「マインドコントロール」そのものだと思った。
やはり教団への「解散命令」を一番恐れているのではないか。
今ある法律でも、今までの事実を積み上げれば「解散」可能である。その最大の障害は自民党の国会議員だ。
自民党は関係した国会議員を公表したが、もっとも中心的であった安部元首相や細田議長への「点検」はやろうとしていない。
また、発表後も続々と新たな関りがでてきている。
まったく自らを改革できない自民党だ。
釧路でも市議会議員のかかわりが、今日の道新釧路版に掲載された。
すでにネットでは写真で明らかにされた市議だ。
全国の地方議会での自民系議員へのつながりが続々と明らかになってきている。
統一協会の目的ははっきりしている。政府、地方行政などからの追及を免れられるし、広告塔として利用し新たな信者獲得の手段にもなる。
はっきりさせなくてはならないのが「信教の自由」の問題ではなく、詐欺的商法で金儲け、金集めの問題だ。まさに「宗教ビジネス」そのものであり、「反共」で自民党に食い込んでいった。
その点で安部元首相の責任はあまりにも大きい。
政治家として、国民へ被害を及ぼしたことへの反省が求められている。
残念ながら、そこまで至っていないし、無理であろう。
元信者から「しんぶん赤旗」はサタン中のサタンであり、読むと目がつぶれると。
この間、自民党とのつながり、霊感商法などの詐欺の追及、マインドコントロール、2世の問題など、追及をしてきた赤旗がおもしろい。
ぜひ読んでいただければ。