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スーツケースより風呂敷に

2019-10-24 07:07:10 | 日記

昨日のしんぶん赤旗日刊紙の「朝の風」は
その通りと思った。

題名は「スーツケースより風呂敷に」。

筆者は不登校の親の会に参加している。
そして「学校のあり方が変わらない限り不
登校は増え続けるだろうと強く感じる」と
述べている。

休み時間に他のクラスの教室に行ってはい
けない。

教室に入れない生徒が廊下で授業を受けた
いといっても、来客に悪印象を与えるから
ダメ。

私も現場の先生から聞くと、ルール、ルー
ルの規則づくめ。何のためにルールが作ら
れたのか忘れ去られ、形だけが押し付けら
れる。
がんじがらめで、自由な発想ができなくさ
れているのではないか。

「朝の風」の筆者は、スーツケースに収め
るためには長い棒は折らなければならない。
大きなボールは空気を抜かなければならな
い。(世界11月号の木村素子さんから)

風呂敷ならば、そのまま納めることができ
る。だから”風呂敷に”と述べている。

まさに的確な表現ではないか。

昔の学校は、生徒も先生も、もっと自由で
伸び伸びしていたと思う。

 おかしくなったのは第一次安倍政権で教
育基本法が改正されてから顕著になったの
では。

教育の目的から「自主的精神」が、方針か
らは「自発的精神」が削除された。そのか
わりに、やたらと「公共の精神」や「伝統」
が登場している。

安倍首相は、さらに「秘密保護法」や集団
的自衛権を認める「安保法制」、「共謀罪」
など憲法違反の法律を数の力で強行してき
た。

このままでは、電波も通さない分厚いステ
ィールケースになるのではないか。

子どもの自由な未来を守るためにも安倍政
権の早い退陣こそもっとも必要なことだ。


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