「あいちトリエンナーレ2019」への補
助金の不交付を決めてしまった。それも審
査委員会にもはからず萩生田文科相が決め
てしまった。
ここには国民の文化芸術に対して、気にく
わないものへの国としての「制裁」という
意識がある。
表現の不自由展は、さまざまな理由で抑圧
され、圧力をかけられて表現ができなくな
ったものを考えさせる機会であった。
暴力や権力の圧力で「表現の自由」が圧殺
されていく。
そもそも一度決めた文化芸術への補助金を
権力側が気に入らないとして「中止」を決
めたことなどあったろうか。
これは戦前の日本の姿であり、旧ソ連など
の自称「社会主義」の国々であった。
安倍政権は、同じことを繰り返そうとして
いる。
戦前・戦後の日本の歴史において、自由と
民主主義が危機にさらされたときに命をか
けて反対をつらぬいてきたのが日本共産党
だと自負している。 私のHP ⇒
「表現の自由展」の再開は大歓迎する。
引き続き「暴力に屈するな」「権力の圧力
に屈するな」の声を上げていかなければ。