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保育士の評価、日本は最下位

2019-10-29 07:03:13 | 日記

乳幼児を育てる。社会的に重要な仕事なの
に日本は社会的評価が低い。そんな結果が
OECDの調査で明らかになった。
              こちら⇒

「質の高い幼児教育とケアの提供」という
調査であり、121ページを見てほしい。
(Staff feelings of being valued by children, families and society)
比較する国の数は少ないが、子供、家族、
社会から評価されているというグラフでは
最低となっている。

昔は、保育の多くは公的なものが中心であ
った。賃金も公務員に準ずるものであった。

それが自民・公明による「新自由主義」の
政策的影響で、どんどん民営化されていっ
た。

さらには「幼保一元」という美名のもとで、
法律が変えられ、C型の保育は専門の保育士
ゼロでも運営可能に。
子育て経験者が2週間程度の講習を受けれ
ば、保育に携われることになってしまった。

何のために、2年間も専門学校に通って保
育士の資格を得たのか。真っ向から否定す
る法律であった。

保育士という専門性を否定する自民・公明
の政治家のなせるわざではなかったのか。

民営化と非正規労働の促進という政策で、
保育の労働現場はボロボロにされていった。

その結果が、今回のOECDの調査にあらわ
れたのではないか。

他産業の賃金より月4万円も低い保育労働
の賃金。
まずはこれを引き上げることだ。

政治の責任が、自民・公明政権が問われて
いる。