中国の台湾への軍事的威嚇がすさまじい。
弾道ミサイルを11発も撃っている。ひどいやり方だ。
日本共産党は直ちに声明を出した。
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今回の中国の軍事的威嚇は直ちに中止すべきだが、アメリカも軍事的威嚇を強めている。
バイデン大統領が今までの台湾政策を逸脱して、軍事的支援と失言したり、6月には大量の戦闘機を飛ばし、空母まで動員する演習を行っている。
さらに日本だ。アメリカと一緒に緊張を高めている。
バイデン大統領がペロシ米下院議長に訪台するなと言ったにもかかわらず強行し、それを日本が大歓迎する。
昨年は、政府防衛省が台湾有事の場合「安保法制」の適用も検討していると重大発言をしている。
沖縄や島しょ列島に自衛隊のミサイルを配備をすすめている。
いわゆる中国包囲網の第一列島線だ。安部元首相も、台湾は日本の領土のような発言がある。勇ましい言葉を言う政治家ほど危険なことはない。
まさに日本は軍事的緊張に加担しており、ここでも「外交」がない。
お互いに軍事的威嚇を強化していけば、偶発的に一気に爆発の恐れがある。
過去3回の危機を乗り越え、8年前には中台トップが会談が開かれた。
「一つの中国」を認め合った「92年合意」の堅持とともに双方のトップ間にホットラインを設置した。どうなってしまったのか。
「力対力」「軍事対軍事」には未来はない。
軍事的緊張をこれ以上高めてはならない。
ミサイルが発射されれば、多くの都市が壊され、多くの人命が失われる。
「外交」でこそ、未来は開かれる。
ASEANの外交政策にもっと学ばなければ。