テレビのワイドショーでは軍事評論家や元自衛隊幹部(軍人)が、さかんに「抑止力論」を強調している。
軍事力拡大の「抑止」で平和な世界になるのか?
軍事力の倍加こそ「平和」だという、ある種の、見せかけの「お花畑」状態が続いている。
平和へのもう一つの流れをつかんでほしい。
10日のBS11のリベラルタイムで日本共産党の志位委員長がインタビューされた。
題名は、「共産党・志位和夫委員長に聞く『軍事強化より外交強化』」
第二次世界大戦では、アジアで2千万人、世界で6千万人ともいう途方もない人命が失われた。
その教訓が国連憲章、日本国憲法に結実している。
だからこそ、国連憲章に立ち返れ、軍事同盟というブロック化こそ戦争への道だという歴史の教訓をくみ取るべきだ。
「9条で国は守れるのか」「日本も核兵器を持つべきだ」「軍事費2倍」という主張がテレビやネットに登場している。
この主張こそ、頭が「お花畑」と言いたい。