こども時代に食べた「むかごご飯」を半世
紀ぶりにごちそうになった。
釧路の人に聞いたら「知らない」とのこと。
北海道は長いもに「むかご」の実が結ばな
いのかな。
子ども時代の山には、山いもの「むかご」
がかなりあり、採ってきて母親につくって
もらった。
今回は、自然薯の「むかご」であった。
桃栗三年柿八年、首ふり三年コロ八年、と
いう言葉がある。むかごは1年では実がな
らない。2~3年といわれている。
安倍政権は、1年ごとに毎回国民受けする
スローガンをつくりだしている。
「デフレ脱却」「女性の活躍」「1億総活
躍」「働き方改革」「人づくり革命」など。
よくもこれだけ出すな~と思っている。
国民を煙にまく、そのものではないか。
担当部署もどんどんつくられ、担当大臣を
含めたポストも膨らんでいる。
まさにパーキンソンの法則そのものになっ
ているのでは。
しかし、何一つ成功していない?
5年たってもデフレはなくならず、黒田異
次元政策は来年も続行すると表明している。
自民党の有権者投票率は17%、比例では
33%しか獲得していない。それが議席61
%を占めている。民意が反映しないはずだ。
野党共闘が直前に壊された。
しかし短期間に回復させた。その結果が、
共闘議席の38から69議席への前進だ。
来年こそ、地道に「市民と野党共闘」の実
をつける決意だ。
今回は、「むかご」のように、すぐには実
らなかったが、この道こそ、安倍暴走政治
を止める最大の力だ。
今度は「本気」の共闘を目指して。