社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

真珠湾とマレー半島に戦火を開く

2017-12-08 09:25:49 | 日記

1941年12月8日は、真珠湾攻撃とマレー
半島への電撃的な攻撃を、戦火を開いた日
である。76年も前だ。

この日本の侵略戦争によって、日本310万
人、アジア2000万人という途方もない人
命が失われた。

とりわけ南方戦線の戦死者の6割が「餓死」
であった。「餓死した英霊たち」藤原彰著
日清戦争は9割が病死とのことである。

ゲゲゲの鬼太郎の漫画家の水木しげる氏は、
この南方戦線に加わった。その様子が「敗
走記」で描かれている。
「敗走記」の最後は、「ぼくは雨がふるた
びにいまわしいこの南方戦線のことを思い
出す。『戦争は、人 間を悪魔にする。戦争
をこの地上からなくさないかぎり、地上は
天国になりえない・・・』」と結んでいる。

戦争は二度としない。
戦後の日本国民の決意が、安倍首相によっ
て、次から次へと覆されつつある。

憲法違反の集団的自衛権を認め、安保法制
まで強行採決を行なった。
そして敵基地攻撃を有する兵器の購入であ
る。

外国への武力が、どんどんエスカレートし
ている。それも北朝鮮危機を利用して。

対話、いわゆる外交は行われていない。

ペリー元米国防長官は、11月29日、朝
日新聞に掲載されたインタビューで、「日
本の指導者は、外交の失敗がもたらす帰結
を理解する必要があります。外交の不在や
見境のない発言は、戦争に、非常に壊滅的
な核戦争に突入する条件を醸成してしまい
ます」と指摘している。

外交不在の安倍政権、自公政権への批判を
強めていかなければ。